je joue

好きだってことを忘れるくらいの好き

椎名林檎党大会令和八年列島巡回

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注意書き

・【3/17@大阪:シンフォニーホール】【4/1、30@東京:すみだトリフォニーホール】【4/18〜19@山形:やまぎん県民ホール】【5/28@高崎@高崎芸術劇場】のレポートです。

・あまりに演奏とセットリストがよすぎて、記憶喪失です…

・弦楽とピアノとベースの音色及び演奏者が好きすぎて多少贔屓目な感想です…

・とっても【ネタバレ】です!この先ネタバレしてますので、ご覧になりたくない方はここまでで!いつかお目にかかりましょ~!

よろしければ【過去記事】をどうぞ↓

 

sherry5honey7jouer.hatenablog.com

 

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開演前

シンフォニーホール

・初めてお伺いしたシンフォニーホール、客席内の全体の色調がパイプオルガンの木目と同じ薄めのベージュ茶系の雰囲気で、明らかに【クラシック演奏のための誂え】といった趣で、とても良かったです…特別な空間に来た感じ。。。

 

・シンフォニーホールがそもそもプロセニアムアーチのあるような一般的な舞台構造じゃなくて、上も横も裏側も空間がぱかーんと開けている感じなので、開放感半端ない。パイプオルガン側=バックステージ側とサイド席もある非常に珍しい客席配置もあり、演奏のための空間がぽっかり開いていて、周りをぐるっと座席が囲んでいる感じ。良い意味で舞台感が無くて不思議でした!コンサートホールというより、個人的には「MTV unplugged」みたいな雰囲気。Blue Note、Billboardのステージみたいな感じでした。

 

・そして、想像以上にコンパクト!近い!近すぎる!一階の中ほどのセンブロでしたが、着席した瞬間、…あそこに林檎さんがいらっしゃるのですか…?正気か…???って思った。

 

・前の方の座高が高くて、私の位置からは名越さん全然見えなかったので、ほぼレポないですごめんなさい。

 

・これは音がめちゃくちゃ響くシンフォニーホールだけかもしれないけど、手荷物を膝に乗せるとか持ってると注意されていた?っぽくて、ちゃんと座席の下に置かないと駄目な感じでした。ルール徹底されていて大変好感が持てる。

 

・開演5分前と定時のお知らせ、オリジナルのパイプオルガンの音(録音)ですごくよかった…こんなの初めて聴いた!

 

すみだトリフォニーホール

・東京の人間なので、こちらは何度か訪問済。ホール内部がシンフォニーホールより濃いめ暗めの茶色の木版ベースなのと、3階席上の方の両脇についている透明なホルン?みたいな照明が特徴的で好きです。

 

・一曲目から思ったんですが、個人的にはシンフォニーホールの方が生の楽器や声の響きがきれいに聴こえた気がして好きでした。すみだは、良くも悪くもマイク通している電子音ぽさは感じる。ただ、低音域で歌っているところやバスドラム、ベース等主に低めの音がしっかりゴツゴツ聴こえて、そういった楽曲はより楽しむことができました。この辺りは好みによるかも。

 

・今更ですが、開演前終演後の音楽、二胡みたいな中国の音楽が流れていたことに気づいたけどどなたの曲かわからなかった…以前のライブではBIGYUKI氏の曲が流れていた時があったけど今回は?

 

・余談ですが、JR錦糸町駅から向かったため総武線に久々に乗った時に『メロウ』思い出した…「黄色を探して乗り込め」

 

やまぎん県民ホール

・駅前!とてもきれい!でかい!ホール下のお土産屋のセンスが良すぎて爆買い!*1

あと山形は全体的に地元の方、ご家族連れが多かった印象…林檎班の方と偶々お話した時にもそう伺いました。よくチケット取れたね⁈

 

・1日目がリセールで取った上階の上手サイド席で、前後に席はあるけど右手には席がなく左手はすぐ手すりでもう舞台を見下ろす形という面白い席だったのですが、個人的にはすごく良かった!

ほぼ個室みたいなものなので集中して楽しめる(今回初めてメモ取りながら観てました!)し、足が床につかないくらい座高高めに作られているので見切れもほぼなくて、むしろ上から照明や演者の手元見られるのですごく新鮮。あと赤い手旗の海、拝めてとっても綺麗でした…!この席でこの視界なら、全体的にすごく観やすい舞台じゃないかなと。

 

・2日目が今までで一番前方列で下手側、これまた林先生のピアノのお手元がばっちり見える特等席でした…!リニア枠なんだけど、班殿堂入りよりもリニアの方が毎度席運強い気がする…

 

・音に関して、実は上階の時は結構エコーがかって聴こえていたんですよね。もわーんと反響する感じ。でも1階前方だと明らかにクリアに綺麗に聴こえたので、座席によって結構違うかも。

 

 

高崎芸術劇場

・初めて行った高崎=ジャズフェスやってる場所&ぐんまちゃんというイメージ通りでした、ぐんまちゃん駅にめっちゃいたので追っかけ回してたらあっという間に開演迫っててびっくりした、ご利用は計画的に〜

 

・やまぎんと同じくらい駅近でデカくてきれいだった…!全面ガラス張りの大きな箱って感じなので、終演後の夜は特にそこだけ光る宝石箱みたいで美しかった…良い街だ…

 

・山形に引き続きリセールだったからか2階サイドだったけど音も視界も問題なし。最後だったし全体を上から眺めて味わえてよかったです!

 

・評判通り音響良かったです!いろんなホールで見てきて、特に高音の響きが良いなと思ったのと、一つ一つの音の余韻の残り方がすごくきれい。丁寧に消えていく感じ。電子楽器も良いんだけど生の楽器の音は特によく聴こえる気がする。

個人的にはシンフォニーホール1階>やまぎん1階≒高崎2階>すみだ1階≒やまぎん上階かな…あくまで個人の意見ですが!

 

 

会場共通のこと

・林檎さん立ち位置の上手側に、小道具類やお水・鏡などを置いておく小さい黒い棚?みたいなのが設置してあるの、今回初めて気付きました!

後半で出てくるホイッスルや赤い傘とか、下の方には黒猫堂のロゴマークのシールが貼ってあるゴミ箱もあったな。本編に出てこないけど、いつものアイスクリーム(の食品サンプル)もばっちり確認しました♡

 

・今回映像全くなしなので、児玉監督はお休みできているのか、他のお仕事でお忙しいのか…*2

映像ないけど、その分照明がきれい!印象に残りました。照明だけでどんなもんかなと思ってたけど、結構多彩な演出に貢献していてよかったです。

 

・今回はクラシック用のホールだからかしっかり着席スタイルで、個人的にはとても良かったです。毎回着席でもよくない?って思ってる。もしかして…?と思っていたので、着物着ていったんですけどかるた結びにしていってマジでよかった。*3

あと大阪で黒のドレスの方がいらして、とても大人っぽくキまっていてすごく良かった!パーティー参列できるくらいフォーマルな格好でも、格式高めの会場だから今回良いと思います…!

 

・ブシュロン特集のWWDペラっと置いてあったり(大阪・山形)配られたり(東京)でびっくり。持って帰れねえ…東京以降はビニールに入れてあってまだよかったけど、大阪はむき出しだったので無理ゲーすぎてw 極力折らずに持って帰ったけど、A3サイズ対応のクリアファイルと御鞄のご用意を…

 

会場が完全に暗転せず、割と明るいままで演奏家のみなさまが入場。(村田先生、西村さん以外)

お衣装はベージュのつなぎ。スボンは同系色のドット模様でした。


1. ポルターガイスト

一曲目の一音目、カルテットの豊かでひたすらに美しい響きがシンフォニーホールいっぱいに鳴り響いた瞬間、わたしの大好きな曲だとわかったのと、きっとこの世で聴くことのできる最上の音楽が鳴り始めたんだ、と瞬時に感情が身体中を駆け巡って…胸が震えて震えて…感激のあまり声を出してしまいそうで思わず口に手を当てて感嘆感激の嵐でした…*4

『加爾基 精液 栗ノ花』ではなく『平成風俗』ver. 今回はご不在ですがネコ先生の存在とその御仕事の尊さを噛みしめておりました…

 

「もつと澤山逢ひにゐらして下さい」の第一声でもう感動、記憶がないレベルだけど、OTKとしてはチケット取れたら全公演だって「逢ひ」に参りたいですし、この歌全体の「君」へのこまやかなまなざしにいつもきゅんとするのですが、その【可愛らしさ】がちりばめられた詞を林檎さんが目の前で歌ってらっしゃって…死ぬ前に見る景色なのかな?みたいな気持ちでした

そんでもって、山形では「君だけに是を歌ひます」のところ、私たちの方に両手を差し出していて思わず泣くかと思った…嬉しい…来てよかったです…

 

あと弦楽だいすきおたくとしては、「神経を奪はれて」の「神経を」のところで少しテンポダウンすると思うんですけど、その絶妙な【溜め】は弦楽でしか出すことができない雰囲気と響きがあると思うんですよ…あと特にすみだは会場の特性ゆえか、鳥越さんのウッドベースも響きの厚みと「ボン」と弦を弾いた時の粒が見えて聴こえてくるのも感じたし…それらをね、生で聴くことができると露にも思わなかったから…えーん書いていて泣きそう

2番に入ると、林先生の高音のピアノがまるで金平糖みたいに小さく可愛く鳴っていて、曲全体に魔法が散りばめられているみたいで本当にきゅんとしました…

間奏とアウトロもずっとずっと美しくて、優雅で、上品で…第一曲目の演奏だけでこんなに満足、感無量なことある???最後の一音の余韻まで味わい尽くしました。

 

アウトロの林檎さん、長めのスライドホイッスルでひょえひょえ~って不思議な音出されていて、ホイッスルを伸ばしたり縮めたりするのも含めて観ていて面白かったですw

 

あとね、すみだの林檎さん、一曲目から動きがすごく多かった!「前髪の成す造形に」のところは前髪の淵を手で触れるみたいな仕草が入っていたし、「颯爽と歩いては」のところは本当に颯爽と歩く感じ?で手を前後に振るみたいな動きしてたな〜とか、どこだか忘れたけど手を横にしてくねくねウェーブするやつ(よくやってる)とか、パフォーマンスが視覚的に全然違ってびっくりした(勿論見た目が静的でも動的でもどちらも良いんですけど!)

初日から5公演めなので慣れてこられたのかもしれないけれど、本当にこの日は終始動き多め!踊り激しめ!テンション高め!でめちゃんこいとおしい瞬間がたくさんありました…好!

 

山形はもっと激しかったので、公演重ねるごとにどんどん慣れてこられて変わるんだろうな~動きもMCも多くなってました♡この曲で舞台下手から登場されたとき、山形では客席見て「おや!皆様いらしたのですね…!見つかっちゃった」みたいな、ちょっと驚いたような感じで入ってこられていたのがすごく可愛いかった~好!滅!

 

お衣装

歌い出しのタイミングで、歌いながら下手から林檎さん入場。

全体は黒の大きめな洋風のローブやコートみたいなもの、オペラグラスで見た感じは同布で多少前身頃にウェーブしている大きいフリルがついていて下まで垂れている。ロングコート。袖は二の腕くらいまでで短め。

下半身はドレスのようなゆったりとしたシルエットのおそらくズボンかと。そして、二の腕くらいまでのロング丈の黒レース手袋。足元ほぼ見えないけどたまたまチラッと見えた時があって、銀のラメラメのミュールでした。

髪型は、24博冒頭の金髪ウェーブの髪型そのままで、色味をもっと白っぽくした感じ。ほぼ白です。

そこに白か銀地ベースのクソデカお帽子というかヘッドドレス?を、黒のカチューシャタイプなのか紐で首の方まで持ってきて結んでいるのか(鬘の中に仕舞われる感じ、首の後ろ側へ…)、よくわかんないけどガッチリ固定されている感じだった。

ヘッドドレスの形状は、以下リンクのリリー・コリンズみたいな感じ。前面にゴツゴツした飾りがいくつかちりばめられていて、私既視感あるんですけど様式の名前がいくら調べてもわからず…(詳しい方本当にご教示ください)

近いところだとアバンギャルド・バロック、シュルレアリスムみたいな感じ、スキャパレリやミケーレのテイストのイメージでした。まさにミケーレ節炸裂の先述の2018メットガラみがある。あくまで派手なのはヘッドドレスだけですが。個人的にはレオナール・フジタが自作していた額縁の飾りみたいなのがいっぱいついてる?って思ったんだけど気のせいかしら。

あと後ろ側の中央部分に金の猫の顔?みたいなのがついてた!

mdpr.jp

shop.polamuseum.or.jp

 

→大千穐楽前にネタバレしてるじゃん…!

SR猫柳本線 椎名林檎・東京事変オフィシャル on X: "全国ツアー「椎名林檎 党大会 令和八年列島巡回」も、いよいよ5月28日で終了です。その「党大会」の5月1日のすみだトリフォニーホールの模様が、早くもWOWOWにて8月に独占放送・配信されることとなりました。どうぞお楽しみに。詳しい日時は追ってお知らせいたします。 https://t.co/9AWM92IPsa" / X

 

 

2. おいしい季節

ハイまた「おいで」の第一声から可愛すぎて死ぬー!&選曲だいすきすぎてまた声にならない感嘆、口元を手で抑えるOTK

真空地帯ぶりだそうですが、「旬は恥じらう生物」と歌詞の通り実演ですごく聴きたい曲。時間が本当に一瞬で溶けていくからすごく切なくて、でも嬉しくて、二曲目なのに情緒ジェットコースターすぎる

ドラムとギターがガンガン入って一気にポップで明るくていつもの実演っぽさが出てきて、個人的には軽やかにリズムを刻むピアノと弦の小気味よさはまさに生で感動するところ…大サビ前に静かになって弦楽パートが目立つところの美しさも、アウトロで主旋律奏でているところも好き。そして大サビでパーンと金管が目立ってくるのも素敵です!まさに実演ならではの贅沢さをおいしく戴く気持ちになる

紫の照明が上から見ると本当に綺麗だったのと、一サビでチェロの林田さんがめちゃくちゃノって歌うように演奏されていて無双すぎて大好き、思わず目を奪われました

 

一サビ入りの「そっと」のところで、ないしょばなしするみたいにマイクに口元を近づけて手を添えて、可愛くささやく林檎さんの全部がとっても好きで、来るぞ!とわかっていてもどきどきしてしまいます

あと、「(Your words wash over me)」みたいな英詞でコーラス入るところ、口元の前に黒いレースの襟を立てて、それを通してマイクに歌っていてすごく可愛らしかった…この後も何回かレース越しの歌唱が出て来て毎回悶絶 →山形では『おいしい季節』ではレース越しに歌うのやってなかった気がする…公演によって違うかもです

 

そして、間奏で村田先生と西村さん登場!

「ICE ICE」のところ*5で御家芸、ガバッと潔くお衣装(黒コート)脱ぎ。その前の間奏のところで、黒コートの前中心の部分のボタン?を外して準備されているのも見えたし、アウトロでちゃんとコート拾って綺麗に折りたたんで小道具置き場に戻してらしたのも見えていました

白のノースリーブトップス(背面深めのV字スリット)に、腰回りがベルト兼ミニスカートみたいなサイズのシルバーの鎧で覆れている。エリザベカラーみたいな黒のレースの襟で、背中側はマントのように長く垂れ下がっていました。

 

3. カプチーノ

またまた第一声から可愛い最高大好き&やっぱり選曲だいすきすぎて口元を手で抑える(三曲連続)

ともさかりえさんが俳優として好きで舞台観に行ってるくらい好きなんですけど、歌っていらした時にリアタイできていない世代だし、行けなかったけどちょレコでの白いチャイナドレス姿で歌っている林檎さんのイメージが一気に蘇ってきて、長年「大好き」を募らせていた曲が目の前で演奏されていることに感動感激

 

村田先生のアレンジがとっても素敵で、キーは『逆輸入』の方で、楽器のアレンジはともさかさん版の原曲に近いような。イントロや、サビの後ろで鳴っているフレーズが、管・弦が合わさって綺麗に鳴っていて、原曲のこのフレーズをこの編成で聴けるのか~!と私はテンション上がりました。最後の終わり方もビシッと全パートで決める形に変わってて好きだなあ

 

それから初日(3/17)に思ったのが、「今度逢う時はコートも要らないと」云えちゃう季節じゃないですか今って丁度…!その箇所を聴いていて今まさに旬だと思ってあまりのタイミングの良さにまた感動、心で泣いてた

東京以降は「yeah yeah」のコーラスのところ、肩を揺らす感じでとてもノっていらして可愛かった~!あとチューブラーベル叩いていて、両手にハンマー持ちでした。歌詞のどこか忘れたけど、客席に向かってハンマー持ったまま手を向けてくるくる~みたいな仕草なさってて、めちゃんこ可愛いなって思った尊い

 

4. 茜さす 帰路照らされど…

最初の一音で、声にならない悲鳴・感嘆のため息が会場のそこかしこから漏れ出でた曲。すみだでは、私の斜め前の席の方も思わず口に手を当てて感動されていて、それを見た私がグッと来た…

私も一音目の林先生のピアノでおぉ?!とはなったんですが(言わずもがな大変美しかった)、終演後に様々な方の感想を読んでいて、デビュー当時から追いかけていたお兄様お姉様方が、昔死ぬほど聴いていた曲をまた聴けるなんて…って感激したり泣いたりしておられるのを垣間見て、こちらがまたまた感動してしまいました…

 

まさに夕焼けのような、橙の照明に染まる舞台が本当に美しかったです。サビに入った瞬間、目の前に海と夕焼けが開けて見えた気がした。

林檎さんが黒レース越しにマイクに向かって静かに歌い始める姿も素敵だったし、石若氏のタイトなドラムのリズムや名越さんのアコギの音色も印象深いです。

 

また、特にすみだで感じたのですが、『無罪モラトリアム』に収められた時の林檎さんの声は若くて可愛らしい部分があり、「アイルランドの少女」にも年齢が近かったと思うんです。でも今回、歌い手としても人としても沢山年月を重ね来られた今の林檎さんならではの深みや渋みを感じる歌声になっていて、原曲とは違って聴こえたのが、私はすごく感動してしまって。年月としては遠く離れた時のことを、年を経て思い返した時にどう見えどう思えるか、という楽曲に聴こえてきて、とても新鮮な印象も得ました。

そして、最後にアウトロで金管が入るのがすごく良かったです…!更に解放感があって、本当に目の前に夕焼けの海が美しく見えて、清々しさすら感じて本当に感動しました。間違いなく、今回のハイライトの一つ。


5. 少女ロボット

『逆輸入』ver. また一音目で理解&だいすき(n回目)、ともさかさんの曲複数やってくださるなんて…!

ここで緑とピンクの照明に変わって、全編通してもすごく独特だったので印象的だった…真空地帯の時も照明綺麗だった記憶がある

そしてやはりピアノと弦が美しい…静かで落ち着いた響きの美しさ。弦の旋律は歌えるくらい好きです。特に2番の入りのところ、裏で鳴っている美しいフレーズを生で聴くことができたのが本当に良かったです…感動

 

あと林檎さんが黒いレース&布地にラインストーンみたいなキラキラいっぱいついてる扇子を持っていて、仰いだり顔を隠したり、閉じたり開いたり、めちゃくちゃ踊りながら歌っていらして大変美しくなまめかしいパフォーマンスでした…!扇子で口元隠しながら口笛パート吹いていて…ここも来るぞ!と思ったのでオペラグラスでガン見したけど記憶が怪しい、なんてこった

 

間奏は林先生スーパータイムで私得すぎました!石若氏のドラムもキレキレで、完全にジャズバーに来た錯覚。あと細かいですが、大サビの裏のフレーズ、弦とフルートかな?ここもすごく美しくて好きでした

 

6. 化粧直し

なんということでしょう、ここまでずっと一音目(ここではイントロのドラム)で感激しております…口元何度抑えたらよいのか…大大大好きすぎて、一時期ピアノで弾きたくてずっと練習していたのもあり何度聴いたことか…*6

18博ではインストver. で、文字通り衣装替え・ダンサー紹介・若女将挨拶タイムのBGMとして使われていたので、初めて歌唱ありで聴くことができてやはり長年の夢が叶った瞬間でした

 

なんで好きなんだろうって考えると理由は様々ですが、最初から直感的に惹かれたボサノヴァの感じ、今回生でひしひしと感じられました…「言葉が宙に舞って」で空間を見つめて、音と歌詞がぽつねんとそこに舞っている気がして噛みしめたうれしすぎる…

林檎さんの、サビ以外の静かで低い歌唱と、サビでの落ち着きながらもスッとど真ん中に響いてくるような歌声のシンプルな違いゆえに、「孤独」が質感を持って私にも届いているような気持ちになりました。

 

あの、すみだと山形での話を聞いていただきたいんですけど…先程の『茜さす…』と似た話ですが、会場の特性ゆえか、まず曲が始まったときに林檎さんの声が低めだからかすごくしっかり聴こえて、そしてものすごくお上手に聴こえて、年々努力されて進化されている感じがして、深みと渋み両方ひしひしと感じたんです。

その流れからの大サビの前、弦が優しく鳴っているのがこの世のものとは思えないくらいきれいで、そこにそっと乗せるように歌い方を変えて、優しく愛らしく歌われていたんです…その後サビに向かって少しずつ声が大きく強くなっていって、大サビの迫力や声の強さが会場いっぱいに響いているように聴こえて、この曲の人物が「孤独」を知って変わったことが手に取るように解った気がしたんです…

今までの歌い方とのギャップと、音楽全体の響きのやさしさと美しさに、私は胸がきゅっとなって、今回初めて涙ぐんでしまって…心にすっと入ってきて、「琴線に触れる」ってまさにこのことだなと思いました。きっと一生忘れないと思います。

 

途中で林先生がピアノと電子ピアノ?オルガン?を片手ずつ弾いていて、林先生と言えばグランドピアノのイメージが強かったので、今回複数のセッティングになっててびっくりしたなあ。あと途中からこの曲も黒レース越しに歌っていた?かな

 

7. Cry Me a River

『化粧直し』ってアウトロがすごい曲じゃないですか。だからアウトロが林先生ソロだよ~とんでもね~と思って聴いてたらちゃうやんけ、別の曲だった

というわけで、私この曲存じ上げませんでした…スタンダードナンバーなんですね

 

低音でうごめく弦のトリルのうねりや、林檎さんの少し気怠そうな歌い方や大人っぽい雰囲気がこの曲にとてもよく合っていて、またジャズバーでしっとりお酒を飲んでいる気分になりました。あと山形ではしゃがんで歌われていたので、ちょっと『TOKYO』みたいな雰囲気も感じました。

「A River」って曲中何度も聴こえたけど、どう訳せば…?と思っていたら、川のように泣くっていう程度を表しているようで、女性から男性に泣いて見せてよ、って言っている感じみたい。

 

『茜さす~』以降からこの辺り、おそらく少しずつ恋が不穏さを帯びて終わりに近づいていく流れ、及び完全に終わった状態を描いているように捉えました。

曲終わりで林檎さんだけ下手ハケ


党大会テーマ・メンバー紹介

とても珍しく、録音されたご本人による音声で、今回のテーマ及びメンバー紹介が流れました。こんなことあるのね…!

今回は苦味がテーマで、ラブソング縛りでやること ・ラブソングは苦手だが、15の頃から一生懸命書いた曲たちであること、「大人の党大会」とおっしゃってました。

 

メンバーは以下の通り

【Dr.石若駿/Ba.鳥越啓介/Gt.名越由貴夫/Key.林正樹】

前回博からピアノだけチェンジ。わっちはご自分のツアー中ですよね。ホールツアーだと林先生率が高い気も。安心安定のみんなだいすきな方々。*7

あと『至宝』聴いていて、アコーディオンの佐藤さんがいらっしゃるかな~と思っていたのでご不在で意外でした。

 

【1st Vn. 吉田宇宙/2nd Vn. 名倉主/Va. 奥田瑛生/Vc. 林田順平】

ネコ先生じゃない!という衝撃。吉田宇宙カルテット、お初でしたが何度も響きの美しさに感動しておりました…弦楽素人おたく感無量の演目

チェロの林田さん!すごかったです。長い髪と身体全体を揺らし、激しく歌うように演奏されていて…あんな風に演奏できるのか!と初めて見た感覚で衝撃的でした

…と思ったら吉田さんもかなり激しくって、熱情的な演奏が多々見られて素敵でした。すみだの時、迷彩~薄ら氷心中のあたりのめちゃくちゃ大変そうなパートの最中で、弓の毛の一部が切れて垂れてるのが見えちゃったんだけど、そのままガンガン激しく弾いてらしてつよい!と思った

吉田さんと名倉さんの二人だけでメロディハモるところも綺麗だったし、奥田さんのヴィオラも艶のある音で、全体的に激しさと上品さが共存されているイメージでした

弦楽だいすき人間そしていろんな意味で『カルテット』だいすきおたくとしては、編成が四重奏だとテンションが爆上がりになってしまう…

 

【Tb. 村田陽一/Tp. 西村浩二/Sax. Fl. 小池修 or 山本拓夫】

金管も安定のみなさま…ですが、今回山本さんでなく小池さんなんですね!と思っていたら、山形ではしれっと山本さんいらっしゃってびっくりしました…

西村さんのトランペットは飛び道具みたいでパンチがきいていて素敵!小池さんのフルートの甘さとサックスの格好良さで一度で二度おいしい!山本さんは今まで拝見しているからか安心感!そして職人!といった感じで凄かったです(稚拙な表現ですみません)

そして村田先生、激渋プレイも好きなんですが、今回も超絶素敵アレンジありがとうございます~~~!!!毎度思うけど編曲が素晴らしすぎて生きててよかった!生で聴けてよかったー!って都度寿命が百年くらい延びてます、せめてお中元お歳暮の送り先お教えいただけないですか?????

「椎名林檎」の実演に来てはいるんですが、日本最高のプレイヤーのみなさまが最高に格好良い演奏をされるのを聴きに来ていますマジで、だから12500円って安いんですよね普通に!!!!!

 

8. 秘め初め

イントロの鳥越さんのゴリゴリのベースプレイでもう昇天、鳥越さんのベースだいすきすぎる…『禁じ手』の中でも特に好きな曲だし、音源でも低音の存在感は十分最高だったのに、やっぱり"off-line"の醍醐味

林檎さんはお召替え中のため、録音音声が流れてました。それでもなお「勝負ランジェリーよ!」の破壊力…*8

BIGYUKI氏の曲って生で再現可能なんですか…?と思ってたけど普通に演奏されてた、でもあれ尋常じゃないよね…全員の演奏がバチバチキレッキレで目と耳がいそがしい、特に終盤、林先生と石若氏がバッチバチにやりあっていてすごすぎた…それなのに、林先生ニッコニコ楽しそうに演奏されていて同じ人間か???って感じだったし、実は名越さん鳥越さんも同時にぎゃんぎゃん好きにめちゃくちゃに鳴らしていることに気付いて胸熱、神々の遊びかな???

 

9. SI・GE・KI

お召替え済の林檎さん、下手より歩きながら超低音ボイスでドス効いた声で歌う…というか囁きながら入場するもんだから、少し怖さすらあったヤンキーか???

冒頭のゴリッゴリの鳥越さんベース、赤と紫の照明の中で一人鳴らしているのマジで格好良すぎます…林檎さんが鳥越さんの方指さして入ってくるのも良…

 

『至宝』の緑の方のお衣装です。草冠、金髪のストレートロング、緑のドレスに黒のインナーが見えていて、華奢さが際立ちます…ちゃんとご飯召し上がってるか心配、私も大好きなのでセブンでよろしければいっぱい奢って差し上げたい*9

お衣装と歌っているヤンキーのイメージと正反対すぎて意味不明ですよね、大丈夫ですそれ言ってる私が今わからんな???ってなってますが、ほんとだもん!ほんとにファビュラスヤンキーいたんだもん!うそじゃないもん!

 

あまりに低音&ウィスパーすぎて聴き取りづらさすらあった、二度目のすみだですら「SIGEKIが欲しくてたまらんの」が全く聞こえなくて、全く聞き取りができない他言語のリスニング問題やってる気持ちになってしまって吹いてたwwwごめんなさい、山形ではまあまあ聴き取れるようになってましたw

一方、録音音声の向井さんの声がデカくて存在感がたいへんだった、きっと全員向井さんの集団幻覚見ていたはず…

 

林檎さん、間奏では小物棚コーナーの椅子に腰かけてちょっとお休みされながら演奏聴いてました。あと途中から「即身仏」ポーズができていて、本当に該当箇所のところで身体の前で両手を合わせてましたねー近くの席のOTKが一緒に手を合わせてるのも見ちゃった

まさに「隅田川」のすみだで聴けて良かった曲でもあるし、後半ピアノ・金管がヤりたい放題な感じで原曲から更にカヲスみが増しててとっても良かったです

 

10. おこのみで

またもやびっくりな選曲。私が林檎さんの実演に通うようになったの14博以降なので、少なくとも私は初めて生で聴いたはず。

だいぶライブ用バージョンに変わっていましたが、原曲の歌謡曲っぽさ(?)がちゃんと残ってる。「金色&真赤な爪」のところ、指先を眺めるような仕草をされていて好きだったな~党大会2回目以降のOTKは、お爪に色を宿して来られる方多そう!

 

山形では歌い始めの辺りでコードが足元にひっかかちゃって、でもうまくコード捌きながらちゃんと歌ってらして凄かったです。貴重なハプニング!(靴がちらっと見えた!)

大サビに入る時のタメ、入るタイミングを合わせるために林檎さんが歌いながら手を大きく上げて→下げるんですが、おそらく石若氏中心で手を見ながら演奏を合わせている感じで、地味にプロってすごいな~と思って聴いてました

最後の方は特に動きをつけながら歌ってらして、手先がすごく美しかったです…

 

11. 迷彩

『加爾基~』ではなく『平成風俗』のアレンジがベース。百鬼夜行の時と近い感じ。

原曲だとおそらくネコ先生がいらっしゃるので弦がメインで聴こえるパートが多いですが、今回は管が結構前面に出るバージョンになってました。例えば、イントロは管だけでファンファーレみたいになっていたし、アウトロは全員で同じフレーズ合わせてキめる形になっていて、そのリズムに合わせて手旗も振れて!本当に面白かった&格好良かったな~流石村田先生!

 

とにかく大好きな曲を大好きなアレンジで聴けて幸せでした…今回は、管弦セクション揃えているからこその豪華なアレンジで超絶素敵。博の大編成でやってもおかしくないレベルの華やかさです。

しかも原曲よりかなりテンポ速めなのでタイトなイメージ。各パートかなりの超絶技巧とお見受けしました。聴いてるだけの立場としてはテンションぶち上がる↑↑↑

 

イントロで山形以降?林先生が何か打楽器を叩いてらして驚きました…あれなんだったんだろう。あとサックスとドラムのソロパートがあったのも、めちゃくちゃ良かったです…小池さん&山本さんのソロ姿、ド渋くて格好良すぎるんだわ…

ところで、初日はお衣装の草冠ズレまくっていたらしいけど、私聴くのに必死すぎて全然気づかなかったです…

 

12. 錯乱

TERRA ver. の方。また大好きな曲を大好きなアレンジで…!

今回はとても好きな『平成風俗』からの選曲が多くて嬉しいです。楽器編成の豪華さや演奏者の巧さ、アレンジの妙が光るアルバムだと思うので、音響の良いホールツアーで選ばれているのが納得だし、超絶良い音響で聴けると素人でもわかるので感動します…

 

この曲のイメージ通り、真っ赤な照明で視覚的にも美しかったし、もう当たり前なんですが、金管のみなさまの迫力!華やかさ!ファインプレイ!もりもり仕様の楽曲で胸が高鳴る。3人しかいらっしゃらないとは思えない。アウトロの西村さんのトランペット、パーンと入っておられて格好良かった…!

金管が目立つだけでなくて、原曲にもある「この曲といえば!」って感じのイントロのフレーズの弦も本当に美しくて感動したし、この曲通して弦パートの皆様の演奏も激しめで、村田先生がTwitterで「管弦のコントラストと融合を意識した」*10と仰っているのがよくわかりました…この曲だけでなくて全体・全曲において思っておりましたが…!

あとサビのドラムが若干ラテン風味強めに変わっている?感じがしたのと、間奏にて林先生の流れるようなピアノソロで大優勝大歓喜、スタオベしたかった!

 

山形で曲が始まった時、林檎さんがしゃがんでいて、イントロの「LaLa~」って歌い始める直前に「チャ!チャ!チャ!」って管弦が鳴っているところがあると思うんですが、そのリズムに合わせてマイクスタンドの下から上に手を這わせて立ち上がっていて…見たことないパフォーマンスだったから度肝抜かれました…セットリスト全体から見ると、この辺りは女性の情念を強く感じるパートだと思うので、その意図がよく伝わってくるようでした


13. 薄ら氷心中

『錯乱』からシームレスに演奏。真空地帯の時を思い出します。前の曲からのつながりのせいか、原曲からかなりテンポ速めだと思います。イントロから華やかで迫力満点!

個人的には林原めぐみさん版の原曲のお洒落な感じが好き(アコーディオンが効いているし)だけど、金管隊がいらっしゃるなら『逆輸入』のアレンジだよな〜と。『錯乱』から続く金管大活躍曲の華やかさとラテン風味で更に情熱的、女の情念をねっとりしっかり感じる歌唱と演奏。

二番冒頭の「好きよ大好き、皆あんたに上げる。いゝえ。」の吐息交じりの歌い方好き…この曲通して髪をかなり振り乱して歌ってらして、全体的にすごく色っぽくて好きです…


14. Take Five

名曲すぎてこれは流石にわかりました。が、この曲歌詞ついてるの知らなかった…ずっとインストver. しか聴いたことが無くて。

最後の方で林檎さんが「Just Take Five」って歌うところ、本当に手を「5」にして出しておられたので、答え合わせできた感じ。あとサビの「Through I'm going out of my way」のところ、メロディがはね上がる箇所の林檎さんの歌い方がとても印象的でした。

 

1サビ終わりの名越さんのギターはちょっと空気をゆるめ、敢えて外す、みたいで演奏に余裕を感じて格好良かったし、石若氏のドラムは終始ジャズみが感じられて、全体を引き締める感覚でしたし、サックスソロがバチバチにこの曲の印象通りのジャズ!って感じの演奏で!終始大人の集う社交場のジャズバーに来た感覚でした。

 

間奏?でいきなりテンポ上がってなんか超絶技巧みたいな演奏がぶっこまれて「えっ???」ってなっている間に、またテンポ落として普通にサビに戻っていて、何か幻を見た気分です…あの演奏なんだったんだ…凄すぎないか…

 

15. TOKYO

『Take Five』からシームレスに。こちらも【私のエターナル人生のBGM】と思っていて、もう大大大好きなので最近演奏率高くて嬉しい…

途中で『Take Five』の5拍子と『TOKYO』の冒頭の5拍子繋がりだったのか!と気付きました、なんて粋なセトリ!

 

諸行無常や24博と同様、しゃがみこむスタイルでの歌唱で最早お馴染みの型のような美しさ。確か浜松で林檎さん歌いながら泣いてたって聞いたのですが本当ですか???

あとOTKはいつも勝手に気にしているであろう「ずっとひとりならーーー長いわ」の伸ばし具合ですが、今までに比べると軽め・短め、原曲より若干遅れて「長いわ」って感じだったかな~これは公演によっても変わるかも。

 

そして、原曲通り林先生のピアノで聴ける幸せ。音の粒が軽やかに流れていくのが目に見えるみたいで、何度聴いてもその流れに身を任せたくなります…

アレンジは前半は原曲→どんどん楽器増えるけど博編成よりは小さめなので、うまくミックスされていた印象でしたが、十分華やかで迫力があって好きでした!博の時もめちゃくちゃ感動した(ことをその時のブログでめちゃくちゃ書いてます)し、今回もやはり村田先生にしかできないアレンジ!

きっと私は死ぬまで絶対聴き続けるスルメ名曲。東京でTOKYO聴けてよかった!

 

16. Between Today and Tomorrow

まさかこんな曲までやってくださるとは…!な選曲すぎて。インスト曲だし知らない人も多いのかなと(大阪で隣の若い子ポカーンとしてたっぽいし)勝手に思ってたけど、弦楽だいすき人間としてはめちゃくちゃ聴いてる曲なので、最初の一音でわかって衝撃。

勿論初めて生で聴きましたが、この曲は弦楽器の持つ不協和音の美しさ、響きの厚み、豊かさ、物哀しさ、静謐さ、余韻…全てを余すことなく味わう楽曲なのだと、強く思いました。これは特にシンフォニーホールで聴けて本当に良かった。

あと1st以外のお三方のソロや主旋律の箇所が少しずつあるので、他の曲ではわからなかったおひとりずつの演奏をじっくり聴ける見せ場があるのも素敵。

 

ピアノは林先生ではなく林檎さん!ピアノパートは特にものすごく正統なクラシック、バッハみたいな雰囲気を感じるのですが、その規則正しさや静けさ、良い意味での冷たさみたいなものが、上述の弦楽の響きをより増幅させていて、素人ながら楽曲そのものの造りや「classic」という言葉の通りきちんと伝統に倣うことの意義を考えさせられます。林檎さんがお持ちのクラシカル・アカデミックな背景の豊かさもひしひしと感じられるし、改めて音楽って奥深いなと…

 

お衣装

林先生含め演奏陣はカルテット以外全ハケ、林檎さんがピアノに座ってから、スタッフさんが持って来られた長く白い羽織みたいなのをふわっと着用。オペラグラスで見た感じ、金糸か銀糸?で袖口と背中部分に細かな刺繍が入ってます。裾が長くてピアノの椅子の下、床まで届いていたはず。雰囲気がkeisuke kandaかな~と思ったので、後日衣装展示してほしい…!

元々下に着用されていた『至宝』の緑の衣装の雰囲気とあいあまって、巫女さん…いや天女のようでした。羽織はこの一曲のためだけで、演奏後下手にハケながらサッと肩から落とす感じで床に脱ぎ捨ててました、贅沢だ…

 

これ、次が『覚め醒め』なのを考えると、直訳通り「今日と明日の間」なら夜半に眠りについたという時系列なのかなとぼんやり思いました。

 

17. 覚め醒め

これ以降、演奏陣は全員赤のジャージ姿。肘部分だけ大きな白い楕円のプリントなのか縫い付けられているのか何かアクセントが。これはkeisuke kandaだと思う。

バンドメンバーのみ登場して演奏、途中から歌いながら林檎さん登場。赤とオレンジの中間みたいなお色のレースの扇子で、顔を隠しながら登場されてました。いやお衣装がね~~~めっちゃくちゃ可愛くて愛らしさの塊だった!すき!

これ大阪では無くて広島か東京以降追加でしたが、登場時にスカーフ真知子巻きとトレンチコートみたいなのが追加されていて、こちらはベージュ地に袖など淵部分に赤と黒の太めのラインが入った感じ。『至宝』に入るときにコートを脱ぐ→歌いながらスカーフも外して、頭上に少し掲げてゆっくり床に落としてました。このパフォーマンスがなんだか印象に残っていて良かったんだよな…

 

コートの中は当初から共通で、全部赤が基調。膝下丈のワンピース、レース手袋、ヒール(靴裏赤なのでルブタンかな)、キラキララメが生地に入っていて、照明が当たるとさりげなくキラッと光る雨傘。

みんな大好きいつもの黒髪ショートボブに、片側に傾けて付けたヘッドドレスがめっかわで!大きなハート形のケーキみたいだった。中央にさくらんぼみたいな小さな赤い果実が複数、その周囲に生クリームみたいな粒の装飾で本当に美味しそうでした…

→席が前方だったので山形で確認できたけど、本当にさくらんぼだった!なにこれ!!!山形公演があるからこの衣装にした感じですか…⁈⁈⁈

そして首元のネックレスとブレスレットとアンクレットの白のパールがとても赤に映える。レトロな雰囲気で大好き!とってもお似合いでした。

 

18. 至宝

…その愛らしい出で立ちでこの曲歌われるんですか…???「可愛らしい」と「エレガント」って争うことなく共存するんだ…C'est magnifiqueが過ぎる

悉く俺の推しとコラボしてくださるブシュロン様*11に一生頭が上がらないのですが、今回グッズにブシュロンコラボの指輪が出るんじゃないかと一部界隈で噂になっていて戦々恐々としていたので、一味徒党12000円って!安いな!!!と思って即購入した

 

小物棚で眠っていた赤い傘、一サビ終わり?というか「Je te mets dans mon corps~」と歌い上げた後にバサッとさしていて、めちゃくちゃ格好良かったな…

→と思ったら、東京後半ではもうちょい早くて「Que tu le veuilles ou non」のところで傘さしてた気がする…

 

私フランス語学習者なんですけど、林檎さんの発音がめっちゃめちゃ素晴らしくて、どうしたらそんなに流暢に発音できるんですか???って本当に疑問、日本人が大体つまづく"r"の発音も完璧だし教えてほしい。吐息交じりの歌唱とフランス語の語感が抜群に合っていて、三宅さんの壮大なメロディラインとご自分の色が喧嘩せずに共生していて、ひたすら「美」で殴ってくるってこういうことだな…と*12

 

丁寧に紡がれていくイントロの鳥越さんのベースにはじまり、全体的にお上品さの塊みたいな曲なのに名越さんの歪んだギターが重ねられても全然違和感なくて、これはほんとに意外で面白かった。

それから、特徴的な木管のやわらかな音色がファンタジー感や異世界奇譚みを増していて大好きなのですが、この部分を担っておられた小池さん・山本さんの演奏もうっとり聴いておりました。原曲にはあるハープとアコーディオンが無くて、そこをおそらくフルートと弦が結構担っていて、それがめちゃくちゃ優美な音色かつお伽話感が出ていて良かったんじゃないかなと…村田先生の「管弦のコントラストと融合」の美しさをまたここで垣間見た気持ちで嬉しかったです…このアレンジだいすき…

 

ちなみに『至宝』の原曲自体のクレジットを見ると、オーケストラはフランス各地のオケの演奏者を集めているみたいで、たぶん三宅さんの人選なのだと思うんですが、今までの林檎さんの曲にないファンタジーな雰囲気はお国柄もあるのかなあ…私としては、いつか博で朝川さんハープを召喚して聴いてみたいな…*13

 

 

19. パパイヤマンゴー

ここでこれやるんだ…!選曲シリーズが続きます。調べたら前回班大会ぶりらしくて貴重すぎる

曲が始まった瞬間から照明明るくなって、音楽も中南米の風を感じて陽気で楽しくて、ホール全体が明るくて華やかな空気に一気に包まれて幸せしかなかった…果物の名前を挙げながら、リズムに乗って身体を揺らしたくなります

林檎さん、相変わらずフランス語も英語も発音が良くて聴き取りやすくて、この曲特に平易な歌詞だからリスニング教材にしたい←

 

大阪では赤い傘を床に置いていたはずなんですけど、東京では『至宝』終わりで後方にポーンって投げてて、思い切りよすぎて客席から若干笑い声がw 

傘がなくなると手が空くので、手旗を大きく振って客席も一体に。これぞ実演の愉しみ!あとも~ね~ずーっとめっかわすぎる!!!いとおしい!!!!!チャチャチャ!って感じで左右に腕を振って、とっても可愛く踊ってらして目も耳も幸せでした…東京以降ではもう踊るっていうかはっちゃけてて可愛かったし、最後客席の手旗が綺麗に揃っていたようで「おうつくしい!」いただきました♡

 

あと村田先生のソロ!いつ見ても本当に素敵で、とても格好良かった!!!山形ではソロ前で「村田先生!」って紹介されてて、東京後半では「村田先生!」の後に「見て!or 聴いて!」(上手く聞き取れず)って言ってて、どんだけ林檎さん村田先生好きやねんと思いましたw 

あと歌詞の最後のところで、林檎さんが歌いながら十字切っていて不思議だな~と思っていたのですが、歌詞ちゃんと調べてたら納得。(たぶん結婚の暗喩なんだろな~と思って聴いてました)

 

20. 松に鶴

待ってました!!!今回のグッズに笛入ってたから、「OTKがこの曲来たらそこかしこで笛を吹きまくり、場内カヲスになるのでは???」という妄想が杞憂に終わって良かった〜回によっては林檎さんのホイッスルの調子が悪かった?らしいですが、私が行った公演は割とうまくいっていた気が…

今回数少ない手旗ふりふりポイントの曲!「Che!!!!!」で手旗が沢山頭上に上がる景色や、中盤で林檎さんの先導に合わせて手旗が見事に左右に揺れる瞬間がとても好きです。

 

知ってたけど、知ってたけどさ…巻き舌スゲー!スペイン語知らんけど(OTKは「Mierda」と「Basta」だけはわかるよね)絶対に発音が良いし、英仏語に比べると語感が強くてパッション!って感じだけはよくわかるし、公演進むごとに巻き舌度が高まっている気がする…特に東京後半とか浜松辺りでは「全ての"r"の箇所を"rrrrrrrrrrrr!!!!!!!"って感じで歌ってた」みたいな呟き結構見かけてお家で大爆笑してた

 

原曲の通りラテンの熱量とジャズみをしっかり楽しめる演奏。山形で追加だと思うんですが、イントロの林先生がなんかカウベルみたいなのをめちゃくちゃカンカン叩いてらしてびっくり!そして何事もなかったかのようにすぐピアノ弾き始めるし、間奏の軽やか華麗なピアノよかったな~~~いつも林先生と鳥越さんはニコニコ演奏されていて心が軽やかになるのでだいすきです…この曲は特に、音楽に身を委ねてただひたすら場内練り歩きたくなりますね!

 

21. 公然の秘密

なんかとってもラテン風味になってた!斬新!!!このアレンジは音源にもないしお初ですよね。後になってわかるのですが、『パパイヤ~』以降このパートずっとラテンパートで情熱度高めでした!村田先生の手腕とセンスを存分に味わえる大変すばらしいセトリ…

 

あと「ギィタァッ~!」からの名越さんソロ、今回も無事頂戴しました!*14

 

この曲、林檎さんめっかわポイントがいっぱいあって致死量!って感じだったので、謹んでご報告申し上げます

①山形2日とも、冒頭の入りのところでバンザーイってしながら「ウァ~オ♡」みたいな掛け声入っていたんだけど⁈ねえ⁈可愛すぎるよ…!!!(その後の東京もやってた)

②その入りからの、歌いはじめたらめちゃくちゃドスきいた演歌みたいな歌い方されていたんだけど…!こんな可愛らしい曲なのに…!なんなの!こんなの聴いたことないよ!①とのギャップが凄すぎて心臓にとてもわるかったです…

③『カプチーノ』から再びチューブラーベル登場で、ハンマー両手持ち。その状態で一・二番とも「堪んない」のところ、両手を身体の前で寄せる感じで本当にはじらうみたいなジェスチャーされていて可愛くて尊死

 

あと曲の終わり方がすごく素敵になってました!説明が難しいけど、原曲のドラムだけになるところの直前に、一節だけ毎回林先生の即興タイムが入っていて!曲の雰囲気に合った本当に素敵で可愛らしい演奏で、私は毎度楽しみに、メロメロになって聴いております…!

山形2日目に、この即興パートがちょっと長かった?みたいで、ここで林檎さんがいつもの手を左右に差し出してバレエ風のお辞儀されているんですけど、思ったより長いから一回頭上げようとされたみたいなんだけどまた深めにお辞儀して修正されていたり、ドラムからの最後の1音のキメの音もちょっとタイミングずれたみたいで、びよよよ~んって敬礼するのもずれていたりと、なかなかのハプニングで面白かったですw頑張って合わせていらしたけど…!

 

22. 色恋沙汰

真空地帯ぶり、こちらも大好きな『三文ゴシップ』からの引用多めで、今回本当に私の好きな曲が終始ちりばめられている…

私の中でMVと、真空地帯での確か海みたいな映像とのイメージが強くて、淡いピンクや青のようなヴェールが見えるようで、うっとり聴き惚れる贅沢な時間です

林檎さんのびやかな歌声と鳥越さんの流れるようなベースライン、石若氏の軽やかなドラム、イントロ・アウトロの金管のアンサンブルが今も耳に残っているし、特に村田先生のトロンボーンの渋さ・甘さ・美しさが3拍子揃って味わえた楽曲かも。ソロももちろん超絶素敵。シンプルできれいで美しい、これこそ至上の演奏だなあと。

 

山形以降、間奏部分でなぜか林檎さんがずっと両手でハート作りながら左右に揺れていたんだけど、あれなんだったんですかOTKの妄想ですか…ってくらい衝撃的なかわいさでした…♡

 

23. 赤道を越えたら

村田先生無双タイムまだ続いてたー!!!ずっと演奏もソロパートもアレンジも格好いいです!!!

当たり前だけどラテン風味の曲との相性が良すぎる…そして今回は、ラスサビ前のちょっと静かになるところがドラム鳴ってて全然静かにならなくて(笑)、ラスサビ入るともう終始テンション高めラテンモードで全パートめっちゃ鳴ってる!林檎さんは一番激しく踊ってる!!!という、目にも耳にも中南米の洗礼を授ける激熱パッションモードでした(文字面にするとダサいけど、音楽は当たり前に格好良かった)

あと演奏されている金管&名越さん以外全員でスキャットしてて!地味に好き

 

林檎さんは終始身体全体を使って大きく両腕を振って楽しそうに歌ってらっしゃる、手旗お持ちなので客席もずっと手旗の海が出来上がっていて綺麗でした。「おうつくしいです!」「きれい!」いただきました♡

4/30すみだでは、イントロで「すみだにお越しの皆さん!さすが!せんれんされた!ムーブ!さては、古参のみなさん…?!」と、手旗振りレクチャーされながらめちゃくちゃ喋っててびっくりしましたw

5/28千秋楽のせいか村田先生への愛が溢れていて…!1〜2番の間の手旗振りで「きれい!さすが!すき!!!」って言ってて死ぬな!?と思ったし、その後村田先生ソロのとこ「ム"ラ"タ"セ"ン"セ"ッ"!!(主張強)」って感じで紹介→膝から崩れ落ちる、村田先生そのままソロ続行→片手で頭抱えたまましゃがんでて→そのまま立ち上がって歌い始めたんだけど、あの演出?はじめて見たのでびっくりした、いつからあんなことを…!

 

24. マ・シェリ

イントロのシタールギター聴いた途端、えっ『実験中』来る?!?!?!って勘違いしたので、やはり実験中のアレはマシェリなんだよな~と。

『公然の秘密』に続き、予想外のねっとりラテンアレンジで新鮮でした!そのねっとりした音楽に合わせて、踊ったり仰いだりと、扇子を使った表現もたいへん美しくて素敵だった…

 

こちらも【私のエターナル人生BGM】なので、18博以来でとてもうれしかったです…あの時はバックスクリーンに鏡みたいな映像で我々客席も映っていましたが、今回は映像もなく空間も小さいので、私達と直接密に対峙してくださっているように感じました…「ラブソング」縛りの公演に、貴方も私も鏡映しであるこの曲入れてくださったこと、BIG LOVE以外のなんでもなくてひっそり感激してます…

 

それからすみだで!一番のAメロの「(おまけに性急な)あなた」のところでね、客席に向かって扇子持ったまま手を伸ばして私達の方を指していたんですよね…まさにマシェリすぎて嬉しくてOTKは心で号泣してました…ありがとうございました…

 

25. 旬

直感的に、あっこれラストだ、終わってしまう…と思いながら、こちらも【私のエターナル人生BGM】   なので(何曲あるねん)、これが締めであることに胸がいっぱいになりながら噛み締めて聴いておりました

大阪以外は、曲前に「またお会いしましょう」とか「今日は有難う御座いました」みたいな短い一言が入ってます

 

こちらも18博以来。私はその時にも思ったのですが、「生きていく軸に据えておきたい、確固たるものを感じる曲」だと捉えていて、常日頃は生きてゆく上で大切な相手には自分の「生」という「旬」を逃さないでほしいと願う、私的な想いについて受け取る側面が大きいのですが。

今回は「ラブソング」の系譜として聴いてみると、最後の「生きて生きて活きて居よう」という言葉がストレートに響いてきて、大きな意味での普遍的な「生」や「愛」について想いを巡らせるように聴こえて来て、私の中で初めての感覚が大きくてすごく素敵な幕引きでした。

 

演奏は特に大サビ前とアウトロが素晴らしくて。前者はスッと演奏が静かになって、メインのピアノを、管弦がそっとふわりと包み込むような優しい音で。あまりにあたたかくて綺麗な音で、一瞬だったけれどすごく覚えています。

後者は原曲も元々長めだと思うのですが、激しいドラム、美しくも熱量を感じるピアノと弦の美しさ、激しすぎず静かに華やかさを添える金管とギター、ベースの低音の響きの良さ、全部がうまーくあいまってそれはそれは美しかったし、長めな分だけ十分にゆったりと味わうことができて良かったです。

 

歌終わりで林檎さんがマイクを舞台に置く百恵ちゃんスタイルなのがすごく格好良かった!いつもの歩きながらバレエ風の退場も美しかったし、特に大阪ではバックステージやサイドも含めて全方位投げキッスされていて、やはりBIG LOVEの方や…ってなりました

 

アンコール

演奏陣は仔猫のあかつき、たぶんkeisuke kandaの「自由を手にした僕ら」色(グレー)のジャージパンツ、サスペンダーで登場。男性陣がシャツイン(ジャケットもなくむきだし)ってなんか珍しい気がする、何故かみなさま若干ハイウェストぎみで強く印象に残ってる笑。

林檎さんは髪型そのまま、エルメスみたいな感じのオレンジ地スカーフを真知子巻きに。→ほんとにエルメスだった

あと黄色い鉛筆の髪飾り?をピン留めとして前髪留めていらした…!なにあれ!→多分vivisionのグッズっぽい

お洋服は仔猫のうしみつTシャツをインしてロングスカート…かと思ったら、正面が黒レースで透けてて紫のショートパンツというかブルマみたいな部分が透けていてとても麗しくえっちでした…黒レースとオレンジの布とグレーと3種類の布を縦に細長く縫い合わせた感じ。実際はベルト部分で合わせている感じでしたが。それとオレンジの扇子。全体的にちょっとフラメンコっぽいなと思った。

 

茎

『平成風俗』ver. の『茎』が聴けるなんて、これもまた人生は夢だらけ案件すぎる

全体的に「揺蕩う」という表現がぴったりで、特に冒頭から存在感がありつつもゆったりとした低音の重厚な弦の響き、やはり響きの良いホールにぴったりで私は目を閉じて味わいました。

間奏では1stの宇宙さんのソロがあって、歌うようなヴァイオリンの旋律がとても素敵でした!割と音の粒がはっきり聴こえる感じの音色で好きでした。

 

MC

大阪、ちょっとだけMC話されていたけど、うまく聴き取れず…「今日はありがとうございました、私も楽しませていただきました」みたいな感じで、普段より笑顔多め楽しそうにおしゃべりされていた印象でした。

4/1東京は「すみだでお目にかかれたみなさま」みたいに言ってくださってたはず~初日より明らかに笑顔多めテンション高めで楽しさ倍増されていた感じ

 

山形!MC異常に多かった!1日目は「遠方から沢山いらしているようで…」と俺たち遠征OTKが沢山いるのバレてたし、

2日目は「大好きな味覚がいっぱいある山形にお邪魔できてよかったです」「平田牧場・セゾンファクトリー・板そば…さくらんぼも丁度旬ですね♡」とめちゃくちゃ山形の味覚をおすすめされてて、「ほんとは一緒にいただきたいけれど、各々で召し上がってください」みたいな感じでした。

後半のさくらんぼの衣装も含めて、自主的に「山形さくらんぼ大使」とかなさってます…?もしかして、地方公演っておいしいものがあるかどうかで会場お決めになってます…???って本当に思いましたwww*15

 

4/30東京は「東京はこんな東まで、はじめてです。初めてご覧になる方もいらっしゃると思います。次はどちらでお会いできるでしょうか?健康第一でよろしくお願いします」みたいな感じでした。

 

ジユーダム

こちらも18博のラストの再来だー!Bambiさんたちダンサーの皆様のチャールストンステップを思い出します

冒頭のピアノから明るく可愛らしい音、〆にピッタリの曲が来たので、客席が盛り上がって温度が上がっている感じがしました

これは来るよね!なチューブラーベル、林檎さんがハンマーでご機嫌にポーン!と叩いていて、どうしたってめでたすぎるよね!祝祭感があって大好きです。最後、舞台にマイク置いて帰るんだけど、東京は最前の人に微笑みかけてたように見えたよ…尊い…あれ受けた人、生きて帰れるの…???

 

丁度世界が「暗く狭まっていく」時勢に、「生きていりゃもう御の字」と言っていただけたこと、そして私もあなたもお互いにそう言えるようで在りたいし、生きていきましょうね、という前向きな気持ちにいつも向かわせてくださるところが私はだいすきなんだと、改めて思いました。

これまでラブソングを歌ってきて、いわゆる色恋沙汰や情愛・性愛のようなものから、友愛・博愛・隣人愛に至るまで、そのスケールの大きさで包み込むのにまさに最適の曲で、最後まで様々な愛に溢れた党大会でした。

 

おまけ グッズ紹介

今回のグッズのデザインや色使いが美しくて…ホテルでグッズ(以前のもの含む)並べてみました

 

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アルゼンチンベレー、だいぶデカいので使いこなすのが大変だ…が、黒のヴェールって大正義だなァァァ!!!派手だと思っていたテクノサテンリップ417がバチバチに合う!

資生堂コラボの時のビジュアルやら24林檎博やら、林檎さんがとっくにおやりになっていたのに自分じゃな〜と信じてなかったけど、「ゆみこ&資生堂氏、信じてるからな〜!」で良かったんや、こういうことだったのか!と答え合わせ感

でもクソデカだから、本番中の客席ではベレー取りましょうね~~~普通に視界の邪魔でーす!!!こないだ近くの席のOTK被ったままでびっくりしちゃったので。清く正しく美しく推そうね〜*16

 

ペタルチョコ、存在は存じ上げておりましたがマジのマジでおいしかったです…「お砂糖とスパイス」でできている女の子もそうでない方もおすすめ。

敷き詰め方もパーフェクトだし…あのおねだんしょうがないですね。

あと「open secret」という商品名、大天才すぎてありがとう…『時効警察』ガチ勢としては、『公然の秘密』とともに三日月イメソン&スイーツとして拝んでおります…*17

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*1:ちなみにホール以外にも多目的室みたいなのがいくつかあって、偶々そこで某有名マスキングテープメーカーさんの即売会やっていて楽しかったです

*2:突然の「ゆみこ」呼びだけはOTKの心臓にわるすぎるのでやめてほしいです…

*3:普段舞台おたくとして各地の劇場に観劇しに行っている身としては、背もたれにピシッと背中つけられない奴に(劇場での)人権はないと思っているので…前のめりダメゼッタイ撲滅委員会

*4:ついでに言うと、終わってからも一番この曲をずっとリピートし続けているくらいにはだいすきです…

*5:大阪初日は曲終わりだった気がする…タイミング変わりました?

*6:この方のアレンジがとても好きで練習してた 


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*7:24博の個人Tシャツみたいに林先生のTシャツだしてほし~な

*8:ところで「マノロブラニーーーーークッ!」のところ、なんか長唄みたいなのなんでなのかすごく知りたい

*9:皆さんご覧になっていると思うんですけどセブン編大傑作ですよね…ただの黒字ポリスの爆買いVlogからの、社長業同士の建設的な商談あり、ただの7-11オタクの早口お気持ち披露大会まで…そして普通に企業訪問としてよくできていて面白すぎました。今後別の企業編もぜひ…!


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*10:

https://x.com/YoichiMurata/status/2045875085526106601?s=20

*11:林檎さんも私も大好きな高橋一生さんの全編フランスロケ超絶美麗映像です、ぜひご覧ください(本筋逸れてすみません…)


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*12:一時期三宅さんの『Lilies of the Valley』と林檎さんと宇多田ヒカルさんの曲をめちゃくちゃ聴きまくっていた月に、Apple Musicの再生履歴トップにお三方並んでいて、その旨軽い気持ちでツイートしたらまさかの三宅純さんご本人からいいねを頂きびっくりしました…

https://x.com/honey5sherry/status/1777280173832012156?s=46

個人的には『雪国』のサントラめちゃくちゃ好きです…

*13:あとフィギュアスケートのエキシビションでどなたか踊っていただけたら…スケーティングが滑らかで美しくて妖艶さも可憐さも出せる方…

*14:曲違い(『静かなる逆襲』)だけど、ゆっきゅん思い出しちゃう…

https://x.com/guilty_kyun/status/1856694161887641867?s=46

*15:24林檎博福井もそんな感じだったので…笑

*16:今回着席で私は良かったけど、着席慣れてない人って多いんですね…?客席で帽子は被らないのも、座席では前のめりNGなのも、光(スマートウォッチとか)や音の出るものは付けない・消す・本番中はいじらないのも、着物でクソデカお太鼓にしないとかも…全部遭遇したのでちょっとびっくり。あと毎度手旗は頭より高く振らないって常識だと思ってたんだけど…(アイドル界隈通ってるとペンラやうちわは頭上NGは常識だし、OTKも手旗毎回振ってたらわからんか…?!)一度後ろや隣の人が迷惑にならないか考えてみようね〜

*17:私ずっと言ってるのでn回目だけど、ほんとにいつか三日月の中の人が歌うの実現させてほしい…テレ朝か事務所なのか…

2026年2月まとめ

 

演劇・舞台芸術🎭️

 

 

PRETTY WOMAN The Musical

@シアターオーブ

 

タイプロからtimeleszに興味を持った新規なんですが、舞台の寺西くんが観たくて観に行きました。あとめいめいちゃんのお歌も好きなので!

正直、てらはちょっと出番少なかったかな…ソロ歌唱のシーンが全くなかった(はず)し、物語上出てくる物理的な時間も、人物の役割としても、彼の活躍をもっと観たい!と思う物足りなさはある。

 

…それでもなお、とにかく素晴らしいなと思ったのが、城田優さんの訳詞!

私は原詞の英語と今回の日本語詞をいちいち突き合わせたわけではないのですが、

・観劇時に日本語でナンバーを聴いている(初見)だけで韻を踏んでいるのがわかる
・選ばれている言葉が平易な日本語なので、初見でも物語が十分伝わる
・そもそも全て聴き取りやすくリズム感が気持ちいい(これは役者さんの力量でもあるけど!四季並みだった)

素人がここまで気付けるくらい完成度高いのは本当に凄いことだと思いました…!

城田さんのクリエイティブ側としてのお仕事、今後も注目したいと強く思いました。(言うまでもなく歌唱やお芝居も格好良かったです!)

 

それから、観た日のWキャスト=めいめい × メエリアンナさん × spiさん

めちゃくちゃキャラにぴったりでたいへんよかった!ハッピーオーラ満載で、物語の前向きなエネルギーに合ったキャラクターと歌唱力で、こちらもテンションぶち上がりました。

キャストにいらっしゃると安心安定の可知寛子さん、ヴィオレッタ役の石井千賀さんの迫力あるオペラの歌唱、身体能力抜群のシュート・チェンさんも観られてよかったです!

 

結構インティマシーシーン多めだったけど、ちゃんとコーディネーターの浅田智穂さんが入っているのも良かったなと思う。

 

 

黒百合 

@世田谷パブリックシアター

 

ポスタービジュアルが素敵だった(まさに黒百合を可視化したような感じ)のと、土居志央梨さん・村岡希美さん・白石加代子さんが観たくて行きました。

(村岡さん白石さんと言えば野田地図『フェイクスピア』を思い出すのですが、今回は白石さんもうちょっと観たかったな…!)

 

泉鏡花作品に触れてきたわけではないので大丈夫かなとは思ったけど、思ったより台詞聞き取りやすくて安心(もちろん現代口語とは若干違うけど)

最後に自然の脅威には抗えない感じ、パルコ劇場で観た『夜叉ヶ池』っぽいなーと思っていたら、泉鏡花だったわ。なんかこういう作品が多いんですか…?(阿呆みたいな感想)

 

個人的に終盤にかけての照明の演出が良かったなと。空間が限られる演劇という表現の中で、猛々しい山々や水のうねり等の迫力ある表現を補完し可能にしていたなと感じました。

 

 

リゴレット

@新国立劇場 オペラパレス

 

オペラを久々に観ました!

理由は推し活すぎるんですが、昨年観た『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(以下『懺悔室』)で『リゴレット』のワンシーンが引用されていたこと、

あと直近だとミラノ・コルティナオリンピックの閉会式。改めてイタリアのオペラの魅力ってすごいなあと思って、これはぜひ拝見したいなと決めていて行きました。

 

オペラ自体は数回目なので、演劇に比べると勉強不足なのですが…

改めて、『懺悔室』全体の構成が本当に『リゴレット』をなぞった相似形であることを、強く感じました。

厳密に言うと『懺悔室』は原作になかった、映画化の際に保管された部分の物語が、「父娘の血脈による呪い」という要素で構成されていて、完全にリゴレットなんですよね。

 

ただ、本家の『リゴレット』は血脈というよりも、普遍的な人間の愚かな歴史の繰り返し…物事は誰にでも起き得るということや、権力者の強かさや狡さが強調されていて、また違った印象に見えました。

 

 

映画🎞

パリに咲くエトワール

試写で拝見。追記予定。

【編集中】 回顧 2025

普通に今年も間に合いませんでしたー

ぼちぼち更新します

 

 

☆建築・旅行

大阪・関西万博 (通算12日間!)

名古屋 (岸辺露伴は動かない懺悔室 完成披露)

東京建築祭 

 ・国際文化会館

 ・帝国ホテル

 ・旧新橋停車場・新橋駅

赤坂プリンス クラシックハウス

ベトナム ニャチャン→ホイアン→ダナン→ハノイ→ホーチミン→台湾 台北

仙台 (大パルコ人 大千穐楽)

 

☆美術

『不在』トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル

♡モネ 睡蓮のとき

DIC川村記念美術館1990–2025 作品、建築、自然

世田谷文学館コレクション展 寺山修司展

戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見

リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s

蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児

LOVE ファッション 私を着がえるとき

藤本壮介の建築:原初・未来・森

学展

建物公開2025 時を紡ぐ館 @庭美

♡藤田嗣治 絵画と写真

江戸☆大奥

Ho Chi Minh City Fine Arts Museum

BVLGARI KALEIDOS

デザインあ展neo

運慶 祈りの空間―興福寺北円堂

新時代のヴィーナス!アール・デコ100年

フジタからはじまる猫の絵画史

ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末

 

☆音楽

NiziU Live with U 2024-2025 "AWAKE" (ライビュ)

Bjork Cornucopia (劇場版)

(生)林檎博´24 -景気の回復 (劇場版)

We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~ (配信)

星野源 MAD HOPE (千秋楽 ライビュ)

NiziU Live with U 2025  "NEW EMOTION : Face To Face"

Perfume Z0/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME (配信)

 

☆映画

♡ファーストキス (完成披露、×2)

カラオケ行こ!

侍タイムスリッパー

劇場版アニメ忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段

CONCLAVE 教皇選挙

成功したオタク

名探偵コナン 隻眼の残像

夏の砂の上 (完成披露)

国宝

オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE (8/18完成披露、9/3・9/26舞台挨拶)

ロボット・ドリームズ

her 世界でひとつの彼女

ショウタイムセブン

♡ババンババンバンバンパイア

バグダッド・カフェ

♡平場の月

兄を持ち運べるサイズに (初日舞台挨拶)

Les passagers de la nuit 午前4時にパリの夜は明ける

 

☆演劇・舞台芸術

未来少年コナン (配信)

明治座新春純烈公演

消失

ケイン&アベル

ミセン

帝劇コン (Aプログラム 配信)

♡花と龍

羽生結弦 notte stellata 2025 (配信)

鎌塚氏、震えあがる

幸子というんだほんとはね (配信)

おどる夫婦

ベイジルタウンの女神

星の降る時

♡昭和から騒ぎ

Take Me Out (レジェンドチーム)

先生の背中

Wife is miracle ~世界で一番アツい嫁~ (配信)

PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025 『蒙古が襲来』

二都物語 (配信)

PLAY  Alexander Ekman / Opéra de Paris

カモメに飛ぶことを教えた猫 (配信)

♡ジャージー・ボーイズ (Team BLACK ×2、YELLOW ×1、New Generation ×1)

最後のドン・キホーテ

ヒプノシスマイク -Ideal and Reality-

♡マリー・キュリー

♡大パルコ人⑤ 雨の傍聴席、おんなは裸足…(東京初日楽含む×3+仙台大楽含む×3+配信)

バグダッド・カフェ

♡エリザベート (望芳初日&楽含む×3+東京楽配信)

マタ・ハリ(配信)

歌舞伎絶対続魂 (配信)

♡爆烈忠臣蔵〜桜吹雪THUNDERSTRUCK(大楽)

シャイニングな女たち

 

☆テレビドラマ

スロウトレイン

眩〜北斎の娘〜

監察医朝顔2025新春スペシャル

心の傷を癒すということ

その街のこども

コトコト 富山編/新潟編

憶えのない殺人

♡べらぼう 蔦重栄華乃夢噺

♡木曽オリオン

水平線のうた

坂の上の雲

明日、輝く

♡バニラな毎日

♡119 エマージェンシーコール

アリスさんちの囲炉裏端

アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜

東京サラダボウル

アポロの歌

問題物件

五十嵐夫妻は偽装他人

晩餐ブルース

♡週末旅の極意2〜家族って近くにいて遠いもの〜

私は整形美人

クジャクのダンス、誰が見た?

風のふく島

リラの花咲くけものみち

フォレスト

♡ホットスポット

♡ススキノ・インターン 〜マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記〜

介護スナック ベルサイユ

キャスター

ワタシってサバサバしてるから シーズン2

♡続・続・最後から二番目の恋

あなたを奪ったその日から

人事の人見

対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜

しあわせは食べて寝て待て

今夜は…純烈

♡ソロ活女子のススメ5

波うららかに、めおと日和

子宮恋愛

バレエ男子!

イグナイト -法の無法者-

魔物

地震のあとで

♡エンジェルフライト

ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP

八月の声を運ぶ男

シミュレーション 昭和16年夏の敗戦

TAROの塔~芸術は爆発だ!~

明日はもっと、いい日になる

スティンガース 警視庁おとり捜査検証室

♡舟を編む ~私、辞書つくります~

最後の鑑定人

♡しあわせな結婚

DOPE 麻薬取締部特捜課

40までにしたい10のこと

♡ひとりでしにたい

♡母の待つ里

あおぞらビール

♡いつか、無重力の宙で

零日攻撃

ひらやすみ

♡ぼくたちん家

♡ちょっとだけエスパー

新東京海上警察

じゃあ、あんたが作ってみろよ

シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

小さい頃は、神様がいて

♡フェイクマミー

介護スナック ベルサイユ

パパと親父のウチご飯

1972 渚の螢火

 

『大パルコ人⑤オカタイロックオペラ 雨の傍聴席、おんなは裸足…』

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前置き

・松さん推し、阿部さんとのゴールデンコンビで一番好きなのは『スイッチ』(2020)で感情をめちゃめちゃにされた人の感想文です…

・観劇日程

11/6(木)※初日、11/14(金)、11/30(日)※東京楽

12/20(土)~21(日)※仙台×3

 

オープニング~♪M1:法の下に人はBEAUTY~

「他人の不幸を楽しむ準備はできてるー???」

一曲目の【法の下に人はBEAUTY~】を歌いだす前に、尾形井判事が話す一言がこれ。もうキレッキレで最高に好き。

裁判=傍聴するだけでなく参加する、観客公開型のエンターテインメントと化している2042年。ある夫婦の泥沼離婚調停を、私たちはお金を払って観に来ている「傍聴席」の観客で、ペンライトを使って参加&応援したりして…という設定。

良々さん演じるディレクターの台詞で、「エンタメが溢れているのに何も享受しない現代人を引き付ける最後のコンテンツ=離婚裁判」というような内容があり、この設定にしたのすげ~痛烈~!と思いながら、私は公式のペンラと大光量ブレード(公式で持ち込み可です)を嬉々として振っていた…

 

「うなぎの早川 presents GUILTY渋谷 ジャッジメントコート636 supported by 亀田製菓」

毎回早口で噛まずに言える尾形井さんすごいねえ!と思ってた。東京の時点では、「これ会場ごとに地名と数字=劇場の収容人数変わる感じ?」と思っていたけど、地名そのままで数字だけきちんと劇場に合わせて変えていました!

あと最初の三宅さんのナレーション、「うなぎのハナマサ」って絶妙に言い間違えるの好きwありそうだもんねwww

 

マイ・トゥエルブ・ルーティン~☆ 

・“Happy Turn~”の発音が良すぎるのも、ビニール剥がす→半分に割る!の流れるようなクソデカジェスチャーも、冒頭からフルスロットルで面白すぎてwwwこの時点で、「このお役を藤井隆さんがやってくださってよかった…」というきもち

・ミルクに浸したハッピーターン(シリアル感覚)は本当においしいのだろうか…と思うし、寝るときは法服じゃなくてパジャマだよねw「」

・途中からめちゃくちゃ適当すぎて草wそれはもうルーティンではなくて事故?みたいのもカウントしているから…笑

 

とにもかくにもハッピーターン

・良々さんがめちゃくちゃボロボロこぼしながらしゃべっているのが気になってしまう…それを見てたまに吹いてしまう共演者…

・「ヤラセと学歴詐称は許さないwww」って、2025年ドホットネタぶっこむよなあ〜そのあとのクロサキADの「高卒です!」含めておもろすぎるし、良々DとクロサキADのアドリブ合戦と脱線具合が本当に毎回凄くて意味がわからなかったwww

・M-1風の煽りのシーンで、裁判長の席の下にある横長のスクリーンに「間もなく配信スタート🍘」とテロップが出るんですが、「スタート」の後にちゃんとハッピーターンの絵文字が!出ていて!あれスマホで使えるようにしてくれないかなあ…

・横小山さんというか三宅マンからハッピーターンもらえる最前列の人いいなあ。エッホエッホ

ディレクターに首を折られて(?)フリーズした横小山さんに、クロサキがドラムのスティックをそっと持たせるのも、地味にじわじわ来て好きなシーンでしたw

 

法の下に人はBEAUTY~

・そもそもこの題名のセンス!良すぎる!優勝~!!!

「平等」と「BEAUTY」は語感も本質も似ていると思うので…誰にでも等しく与えられている良さや権利みたいなものだと、私はこの歌詞から捉えてました…考えすぎかな

あと途中で「BYO DOに 人はBEAUTY」って表記されているのもたまらなく好き、「平等」は「BYO DO」なんですって、オカタイどころかものすごいポップに聞こえるよね

・良々さんの、吐息交じりの「(I am sexy)」の合いの手がツボすぎてwww

この歌、ほんとに中毒性がありすぎて、観劇してからずっと掃除機かけたりするときに脳内で流れてきちゃって…「法の下に人はBEAUTY~(I am sexy)」のひとフレーズの掛け合いをひとりでやってる、マジで不審者すぎて困ってるどうにかしてくれ

・歌詞の中で、「裁判所=オシャレしてハーブティとお弁当持っていく所」とわかるので、完全に裁判所の民営化とエンタメ化がよくわかる…良し悪しは別として

・空を飛ぶ!歌がうまい!劇場全体を一気に惹きつける!すべてが面白い!【稀代のスター:藤井隆】を余すことなく味わえる素晴らしい楽曲だし、ダンサーの良々さん・中井さん・黒崎くんがちゃんとまじめに踊っているのも楽しいんですよね~

 

♪M2:俺こそミュージカル!~♪M3:雨の傍聴席、おんなは裸足…

俺こそミュージカル!

・ミュージカル小ネタは別途この後にまとめておりますので、ミュヲタのみなさまはご笑覧ください

・バックアップ音源タイムで、歌わずに真顔兼虚無顔みたいに突っ立ってる獅子頭吠ことガッシーが本当に面白すぎて私のツボです、本当のミュージカルじゃ絶対にあり得ない光景すぎて…笑

 

雨の傍聴席、おんなは裸足…

この歌を歌う観音院かすみこと松たか子女史が観たくて、劇場に通っていた…と言っても過言ではないです

 

【イントロ】

・東京公演で当日券で入った時、座席が中通路すぐ後ろの下手端の方だったのですが、この曲が始まる直前、音も存在感もなくさささっと扉からかすみ御一行様が入ってくるのを目の前で見ました。初日観たから知っていたけど、初見の人は近くの席でもわからないと思う。本当にサプライズ感がすごかった。

・かすみ御一行様が入って曲のイントロでの尾形井の前口上のところ、みんなかすみん見ていると思うんですけど、舞台のスクリーン上に本作のタイトルロゴがバーンって出ているところ、めちゃくちゃ格好良くて好きでした。これがあるから、かすみんとスクリーンを両方観るという意味では後方席も悪くないんですよね。

・少路勇介さんのサックス良かった!演歌とか歌謡曲っぽさが一気に出て曲が締まるし、途中からはかすみんの傘も回収されていてマルチプレイ。アコーディオンの中井さんも含めて、練り歩きながら演奏するの大変だっただろうな…

 

【曲中】

・かすみん熱唱中、地味にガッシーが前方のお客さんに、青のペンラを出すように強要しているのも好きでしたw

・完全にかすみんの気まぐれではあるのですが、運が良いと握手してもらえたり、めちゃ顔を覗き込まれたりするのでたいへん…ファンサがすごくて心臓が持たない…

・「この新曲を引っ提げて刑務所を慰問すると、何とも言えない空気になります」がその通り過ぎてたいへんツッコミづらい、それはそう

・イントロで場内に入ってきた時の中通路と、中盤の口上の後に舞台に上がってきたところ、曲中で2回「なんせ傍聴席は 雨模様だもんで…!」と見得を切るんですけど、もう~そこが両方とも格好良すぎて!!!!!

松たか子さん生きていてくださってありがとう~!!!という気持ちで観てたし、ファンじゃなくても客席みんなあそこは釘付けになったと思う、しびれました。

 

【フィナーレ】

・「情状酌量 クソ喰らえ」という歌詞を歌唱力抜群で歌い上げないでくださいw

「精神鑑定~♪クソ喰らえ↑↑」って感じで楽しそうに歌わないでくださいwww

一生ツボすぎて思い出し笑いしている

・最終的に全員で「ケアこそミュージカル~ \加湿!/」ってそんなわけないやろというツッコミと、ミュージカル俳優としてはそれはそうかもという気持ちで複雑、観客はどう受け止めたらよいのでしょうかw

・舞台のセンターに、松たか子・阿部サダヲ・藤井隆の三人並んで歌い踊っているところ、本当に「この光景が観られるだけでチケット代安すぎる…!」と思うくらい奇跡の3ショットすぎて感動しました。仙台公演で前から3列目どセンターの席だった公演があり、本当に目の前で観ちゃって寿命が延びたと思う

ちなみにパンフでも触れられていたんですが、お三方の本名が「隆子・隆史・隆」なので、実を言うと「たかたかたかトリオ」だな…と思いながら観てた

 

「物販休憩」

・開演→「法の下に人はBEAUTY~」でハッスル→全員出てきた!と思ったら秒で引っ込む、この時点で開始25分くらい→「ただいまより、10分間の休憩でございます」のアナウンスで、初日「マジかよ…」ってほんとにクソデカボイス出てました

・勿論、ガベル型ペンライト販売タイムなんですが、ある時「クラッチバッグにギリギリ入らないサイズ」って宣伝してて笑った、購買意欲を下げていくスタイルw

・最前列の方は、途中で戻ってくる隆と黒崎くんに、ちゃんとペンラ買ったかチェックされますw そして買ってない人も絶対に居るので、隆に「なんで?」ってめっちゃ詰められ&購入を煽られるの、見ている分にはめっちゃ面白かったですwww

・逆に、公式以外の目立つペンラを持ち込んでいると「誰の?」って絡まれる。TWICEのペンラとかアイドル系のはデカいしデザインが各自独特だから目立つよな~

・休憩10分で、途中で隆・黒崎タイムがあり、それがあまりにも面白くて見逃すのは惜しい

つまり、本当にトイレに行くとか外に出るのは無理なので実質休憩はなかった…そんな舞台あるんかって感じだけどあったんです、開演前にすべて済ませなくてはいけないという

・黒崎くんから手売りしてもらえるってすごい世界線では???ファンの方大丈夫?ってずっと思ってた。何回も買っちゃいそう。

そして、黒崎くんは10分間で場内を練り歩き、手持ちの分を完売させている率が高かったイメージでしたwいつもいらっしゃる(たぶん大人計画の女性の)スタッフさんもすごい勢いで売り捌いていて、えっ本当にここ劇場か???って感じだった

・休憩終わり、お二人とも演者なのに出ずっぱりなので…「僕たちだけ…やすんでなーい!」でハケていくのが可愛かったです…二幕の出番、多少空いてそうだから休めてたら良いな

・配信で観てた時は、パンフレット買えるバナーが下に出て笑ったwww現場も配信も全方位商魂たくましすぎるwwwww

 

♪M4:犬と少年とウエストポーチ

・二幕開け、いきなりアニメで見る昭和の子供服みたいな姿の主役二人とおじさんの犬が居るという…だいぶ衝撃的なビジュアルで始まるのでそれだけで爆笑

・阿部サダヲと松たか子ですよ…この二人に棒読み三文芝居させるんですか…?宮藤さん正気か???みたいな気持ちになったw 仮にも子役設定なのに棒読みでええんかいな

・進くん、「二人だけで生きていくって 決めたじゃないかぁぁぁ↗↗↗」って台詞とか、「フハハハハァ↗↗↗」って笑うんですけど、語末が全部独特すぎてw いまだに脳内でこだまするので悪夢に出てきそう

・突然の声変わりで酷い歌声になっているガッシーこと進少年を、ゴミを見るみたいな目で見ているかすみちゃんの顔が面白すぎて待ち受けにしたかった

・進少年と犬が揉めだす横で、何事もなかったかのようにかすみんが真顔かつ美声で素敵に歌うんですよ…かすみちゃんじゃなくて、いきなり松たか子!美声!って感じなので、落差が激しすぎて笑いそうになっちゃう

 

※ちなみに先程「昭和」と書いたけど、この場面は2004年設定なのでバチバチに平成。しかも台詞から、進:12歳/かすみ:6歳とわかるので、92年と98年生まれ。

『大パルコ人』シリーズの他作品を観ていないのですが、毎回近未来を舞台にしているそうで。本作は最終的には2042年の話なのですが、進とかすみは以外にも90年代生まれで、なんなら私と思いっきり同世代です。不思議。一気に身近に感じつつ、未来でこんな泥沼裁判で見世物になりたくねえ…とも思いました。

 

♪M5:宣誓

・進とかすみと同世代のはずの私、「マコーレー・カルキン」がわからなくて後で調べたw

横小山さんが「マコーレ・カルキン」→「ん?マコーレー↗カルキン」って言いなおしていたのが地味に面白かったwそういう問題じゃねえ

・あと14時のデイサービスのお迎えまでに裁判終わると思ってたの草w 今日は折り紙教室の予定だったんですね笑*1

 

・尾形井さん、かすみの大ファンだそうですが、推しの裁判やるの普通難しくないか?しかも、目の前で「ドブから産まれたクソチビ」「中卒のヤ〇マン」とか罵りあってる夫婦やで…とこちらが心配になりました

・でも「シンガソングプリーズ!」って言われていないのに勝手に完璧にハモる夫婦なんだよね、案外良いコンビなのでは…?

しかもこの曲、完全にアカペラなので、中のお二方の歌唱力がめちゃくちゃわかるシーンなんですよね。やっぱり阿部さん松さん歌うまいし美声だ~!とおたく目線で観てました。

・宣誓の後、「嘘偽り」のブーツを脱げと言われて、片方だけ脱いで(左右で高低差があるので)ひょこひょこ歩く&「いずれ右も脱ぐわ~!」って言ってるガッシーと、何度も振り返って脱いでるか確認してるかすみの図、ここも面白すぎておなか痛かったですw

 

♪M6:鳴門海峡うずしお女

・かすみ軸の時系列としては、2013年秋:すぐ幾三 門下入門→2015年:デビュー→2023年:紅白初出場 なので、10年近く下積みしている割と苦労人ではある

・すぐ幾三が舞台に出てきた瞬間、大体どの公演でも松さんが素に戻って普通ににやにや笑っていておもろかった、証言台でエナジードリンク2本飲むのマジでなんで???笑*2

・「前立腺はれみ」はないよなあ…そして幾三とかすみ母、絶対デキてたんだろうな…

 

【練習時の歌唱】

・譜面をもらって初見で歌うかすみん、ちゃんと演歌風のこぶしがきいていて凄いなあと。松さんとしても、そういう歌い方される機会が今までなかった気がするので、ファンとしても新鮮なお姿でした!

・演奏が宮藤さんのギターと、中井さんのアコーディオン。この後の紅白バージョンは「THE演歌!」って感じでこれはこれで良いのですが、こちらは流しの演奏みたいで好きでした。

・それにしても、歌の後の「すぐ直そう!すぐ幾三!」で、幾三とかすみが超至近距離で見つめあうの何だったんですか?笑

ちなみに公演の最初の方は、大体松さんが吹き出しちゃっていたんですが、後半になってくると真顔で完遂していて慣れてきたんだな~と思って観てた

・幾三の歌い方(「喉を割りばしで突き破るイメージ」)の癖つよつよすぎて、あれで歌ってたら松さんが喉を壊すんじゃないかとめちゃくちゃ心配だった、でも歌い終わりにジャンプしてたのは本当に謎だったw

 

【紅白バージョン】

・紅白の謎のコラボ企画(けん玉、ドミノ倒しとか)、ものすごく既視感あって客席爆笑でしたw 「リバウンドボーイズ」もありそうでないから絶妙

・「\バスケがしたいです/」「知らんがな」が好きすぎて一生思い出し笑いしてるwww

・キモいと思っていた進の「フハハハハァ↗↗↗」で、かすみは彼のことを思い出すわけで、あの笑い方も運命の出会いに繋がっていたんだね~と。

 

 

【中間部分 更 新 中 (WOWOW放映に間に合いませんでした…) 】

 

 

ミュージカルネタ多くてめちゃくちゃ楽しいですwww

『SHOCK』みたいに空を飛ぶ隆ぃが観られるのはきっとここだけ!

そもそも獅子頭吠=ミュージカル俳優なので、ネタが多すぎて枚挙にいとまがないのですが、例えば、

・獅子頭吠の登場シーンの楽曲タイトルは『俺こそミュージカル!』

・おすすめの加湿器をStarSに聞くなw「浦井健治」をコーラスにすなwww*3

 

トートネタが多すぎる

〇歌詞に出てくる「登場は 雷鳴と共に」ってそれはもうトートじゃん…???

〇…と思ったらガッシーってトートやっている設定なんですねw『もりもり寿司 presents モリザベート』の「森のトート」らしいです全然トートじゃなくて草*4

〇衣装になんか草とかリスとかいっぱいついてて文字通り草www髪だけ一応ご本家に近い白銀みたいなカラーでした笑

〇森のトートが現れた後、弁護士の横小山さんがご臨終になっちゃうんだよね…死の概念だけちゃんと持ち込んでるねえ…不謹慎すぎるのに、毎回一番笑っちゃうのここです

 

〇「井上芳雄が今やってる」で大爆笑www本家で笑いを取るなwwwww いやでも確かに私も、私の周りのおたくも、11月はオーブかパルコに居たし私も行きましたわw

※余談ですが芳雄さんトート東京だけなので、このネタも東京限定…かと思いきや…

①『エリザベート』東京楽が11/29だったため、翌日11/30の『大パルコ人』東京楽にて「井上芳雄が昨日までやってた」に変わっていて笑ったwww

②この後『エリザベート』北海道・大阪・福岡公演では、芳雄さんから山崎育三郎さんへバトンタッチされていて。同時期に『大パルコ人』は大阪・仙台公演やっていて、私が仙台で観た時には「山崎育三郎が北海道でこの間までやってた」って台詞にわざわざ変わってて草www詳しすぎるだろ

…双方の公演期間が被っただけでも奇跡なんですけど、終始タイムリーかつ情報が正確すぎて…森のトートってミュヲタなのかな???

 

謎の「3.5次元ミュージカル」

1つだけ気になったのが「3.5次元ミュージカル」の描き方なんですけど…

いや普通に面白かったんです、残像のパネルなwww*5

3次元で既に時間を含むのでは…?というまじめなツッコミも頭をよぎりましたが、それよりも、2.5次元を本当に好きな方が客席におられたら、不快に思われないかな…馬鹿にされているって思わないかな…ってちょっと心配になっちゃった…

もちろん作劇上、その意図がないのはわかるんですけど、それが伝わりきらないような気がして…2.5次元そんなに観ない私が引っかかってしまったな…

 

過度な「ゴリ推し」は反復する家庭内悲劇だ

私も松たか子×阿部サダヲという素晴らしいコンビが観たくて観に来ている一人だし、そういうお客さんが多いとは思うのですが、最後の最後で全部持っていったのは峯田さんだったな…と。

銀杏BOYZ通ってこなかったから知らなかったけど、あの歌のヒリヒリした感じとか、本当にリッケンが命削って生み出して歌っている感覚が、観劇後もずっとずっと残っていて、頭からも心からも離れないような感覚になって。

「甘く見るなよ 期待するなよ 何もしない 僕を許してよ」という歌詞、どう生きてきたら捻りだせるんだろう…

 

『天才』は何故白いペンライトなのか

個人的に気になったことですが、リッケンの台詞でさらっと「サンゴはストレスで白くなる」と言って、『天才』の間奏では「真っ白いサンゴ礁、もう一度バッカーに見せてあげたい」と話していたので、まあだから白の指定なんだなと思ってペンラ振っていたんですけど。なんか気になって調べたんです。

温暖化の影響 Q8 サンゴの白化は温暖化のせい?|ココが知りたい地球温暖化 | 地球環境研究センター

上記のリンクが多分一番わかりやすいまじめな解説で、本当にサンゴは(海水温の上昇というストレスによって)白くなる。「白化現象」と言うそうで、サンゴの骨格が見えてしまっている状態。最悪の場合は死んでしまうらしい。

 

劇中では、勿論バッカーにサンゴ礁を見せるための「白」なんですけど*6、そのサンゴ礁は死にかけのサンゴ礁なんですよね。ビジュアル的には美しいのだろうし、弟との思い出の光景なんだけど。

 

一方で、『天才』ってリッケンが天才でない自分を、両親はじめ世界にさらけ出していく歌だと思うんです。

 

そもそも沖縄まで家出してきた時、ケガレナキ~の話を聞いて、これを捕まえるということをやりたいと言っていました。おそらく彼が人生で初めて、自分からやりたいと望んだこと。それはケガレナキ~が、サンゴを荒らす・臭くて食用にもならないという、何の役にも立たない存在であることと自分を重ねていたからでした。

自分が【禍いのもと】なのに誰も気付いていない、ずっと海の底でじっとしているケガレナキ~みたいな自分に、両親はまだ期待してる…その状況に我慢できなくなって、「甘く見るなよ 期待するなよ 何もしない 僕を許してよ」と、初めて両親を含む他者に向けての表現としてこの曲が生まれた。

 

つまり、『天才』は「天才・リッケン」と勝手に思われている自分自身を、葬るための歌とは捉えられないだろうかと思って。だから、私たち「傍聴席」は白いペンライトで白いサンゴ礁になって、あの景色の中で『天才』は歌われなければいけなかったのではないか、と考えてました。

 

両親のあやまち

リッケンって2025年7月5日に生まれて、母:かすみの解釈としては、「世界規模の大災害・大災難をそのお尻から吸い込んだせいで脳がイカれてしまった」と話しています。

…そんな解釈をしなければ母として生きてゆけなかっただけでも十分悲劇なのですが、リッケンの存在で両親ともにイカれてしまっているのが最悪で、二人は根拠もないのに「天才」と信じて疑わないでいます。

 

更に言えば、芸事の世界で生きる自分たちの才能の裏付けと承認欲求とエゴのために、長年に渡って息子が「天才」だと思い込んでしまっている。それは、自分の音楽的才能やキャリアそのものへの信頼感の崩壊や否定につながるからだと思うんです…

本作のタチの悪さってそこにあると思う。だって「息子が可愛い!最高!天才!」ってただの親バカじゃないんだもん。親の思考と感情の起点が全部自分たちにあるから最悪。

 

それらのせいで、バッカーは少なくとも、親から本来受けられるはずの関心を受けることなく夭逝してしまって、リッケンはなんも悪くないのに家族の崩壊の原因になってしまった。

バッカーの葬列において、「俺たちは間違えたんだ」とやっと気付くんだよね…本当に前半のふざけ倒した展開から想像もつかないような、なんとまあ業の深い物語なんだと…

 

家庭内「ゴリ推し」の変遷

じゃあこの【悲劇】の元凶は?と言うと、辿っていけばかすみの母まで行っちゃうんですよね…かつ、結局同じことを繰り返した点では、かすみもガッシーも同罪なんですよね…

血縁者でない一観客として、客観的に観ていて「どう考えてもあかんやろ…」と思った瞬間が多々あったので、個人的興味で以下挙げてみました。

 

〇かすみ母→かすみ

・芸事(俳優・歌手)で成功するという夢を叶えられなかったから、娘にその夢を託した

・『ゴリ推しの子』の歌詞と台詞から、母は「勝手にゴリ推して、勝手に飽きて」いた=最終的に男を作って勝手に出て行っている

 

〇かすみ・ガッシー→リッケン・バッカー

・「ミュージカル俳優と演歌歌手の息子である」というだけで、「天才」と思い込んでいる

・根拠なき「天才」のセカンドオピニオンを求め続け、結局ヤブ医者っぽい西田代の「お墨付き」がさらに拍車をかけている

・バッカーが産まれても関心を寄せない、話を聞かない、リッケンに都合が良いように決めつける

・息子を「天才」と信じ続ける所以が、自分自身の才能やエゴにある

・アンドロメダのシーンでかすみは「母を反面教師にしていた」と言っている一方で、「どこで間違えたのかしら」とやらかした自覚はなんとなくある

・ガッシーはそれに対し、「最初からずーっと間違えてた」「それはもう正しいということ」「ここまで来たら正しいと信じてゴリ推すしかない」と答えている

・バッカーが死んですら、喪主挨拶兼最終答弁で「そんな私達の心の支えがリッケン」と頑なに親権を主張、そして最後まで「リッケン=天才」たる所以を両者とも何も挙げることができない

 

ただ個人的に本作の救いを挙げるとするなら、かすみよりガッシーがちょっとだけマシだったことではないかと。大元凶がかすみ母で自分の親でなかったからというのもあると思いますが、バッカーの葬列で「俺たちは間違えたんだ」と言っているのはガッシーで、かすみは茫然としている感じなのでおそらくピンと来ていなさそうに見えるからです…

 

また、『ゴリ推しの子』って本作で本当に重要な楽曲で、改めてここで出てくる歌詞・台詞からわかるのが、以下の内容なんです。

【ガッシー】歌うの好き、でも誰も推してくれないから自分で自分をゴリ推した

【かすみ】(ゴリ推していた母が消えたので)私のこともゴリ推して

【ガッシー】かすみの歌・歌っている君・顔が好き

 

つまり、ガッシーって多分毒親が居なかったから幼少期から変にゴリ推されなかったし、かすみをゴリ推したのは、かすみに求められたことと彼自身の純粋な好意によるものなんですよね。

また、「自分で自分を推す」というのは鼓舞するというような意味合いかなと捉えられる気がしていて、少なくとも「ゴリ推す」のベクトルが血縁関係のある他者(親→子)に向くと悲劇が起きがち、というパターンが見える気がします。

とにかく、ガッシーは親がおそらく毒親ではなかったし、歌うことが好きだったから自分で夢を諦めずに追っていた(⇔かすみは親の夢を叶えるために教育されていた)という家庭環境から、健全に育っていたのかなあと。そして、最後に正気に戻れたのはそのあたり関係している気がしました。*7*8

 

ペンライトについて

レンタルがあるのと、それを「物販休憩」で演者が売り捌くの、本当に斬新だった!画期的発明!!!

一方で、まず初日の時点で「公式ペンラ以外の持ち込み」の可否がわからなくて、翌日くらいに「持ち込みOK」のアナウンスをしていたので、とりあえず様子を見ていたのだと思いますが、方向性をちゃんと決めてほしかったかも。普通に初日に公式ペンラ買うつもりだったから良かったんですけど。

あと他のアイドルとかのめっちゃ目立つペンラ持ってると、尾形井さんとかガッシーにいじってもらえるんですが、最後の方でロゴタオルとかうちわとか勝手に持ち込んでる人がいて、それは流石にアウトでは???みたいなのは気になってしまった…だって舞台にうちわとかネームボードみたいなものって持って行かないし出さないよね???

公式が「ペンラは何でもOK+その他のグッズへの言及はなかった」ので、グレーゾーンがめちゃくちゃ広くてこういうことになったのかもなと。

 

また、「劇中のどのタイミングで・何色で・光らせてほしい」のかがわかりづらかった。一応、演者が色のついたガベルのプラ板みたいなものを所々出してはいるんだけど、控えめなのでわかりづらいなあと。公演が進むにつれて、私のように何度も観に来る人が増えてくるので、徐々になんとなくこんな感じという雰囲気とかタイミングが出来上がってはいましたが。

ちなみに、最終公演地の仙台はすごかった。東京と全く違う雰囲気で、謂わば「訓練されたオタク」がたくさん観に来ていた感じで、始まる前も劇中も拍手・手拍子・ペンラ所持率(とにかく全エリアが明るかった!めちゃくちゃ綺麗なペンラの海!!!)がものすごくて、大千秋楽って感じがとてもありました。楽しかったです!

 

そして、同時期に上演されていた、劇団新感線『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』では、公式ペンラのみ・劇中スクリーンで何色のペンラ出して!みたいな表記がしっかりしていて、きちんと統率が取れていて好印象でした。

個人の見解ではあるけれども、やはり演劇作品としての一線を公式がしっかりしてほしい、ライブとは違うし、ライブ感のある作品にしたいならどこまでが許容なのかを明示してほしいな、と思ってしまいました。何回も言うけど総じては楽しかったです!

 

おまけ リアルにあった話

 

松たか子に「安い~♡」って言わせるなよwww

先日観劇した翌日の朝刊に、ご本家の夢グループのコンサートのチラシ入ってて大横転

 

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*1:しかもその後、エナジードリンクで元気になったら、デイサービスキャンセルしておねーさん呼ぼうとしてたよね笑

*2:しかも、回によっては飲みきれなくて吹き出してて普通に汚いwww

*3:TLで「StarSの皆さんよりソニンさんの方が詳しい」というツッコミも見たw

*4:ってか「もりもり寿司」ってリアルに実在する寿司チェーンのため、マジでええんかいなと思いながら寿司喰ってる

*5:私、最初は上手でしか観てなかったので、3.5次元の実演のところ最初に見えやすいサイドだったんですねw1回目は下手の人あんまり笑ってないの気付かなかった

*6:初日が前方の席で気付かなかったけど、『天才』の途中から中通路に本物のケガレナキワカゲノイタリに乗ったバッカーご一行が練り歩くんですよ…それ見てちょっと泣きそうになっちゃったな…

*7:結局は家庭環境なんかいという結論に至ってしまい、それがまたリッケンバッカーの悲劇が繰り返しているわけで、ある意味救いようがないかもしれない…家庭環境に恵まれなければ詰むしかないのか…

*8:個人的な話ですが、最近幼少期のアルバムを見返す機会があり、妹に比べて長女の自分の方が被写体になっている写真が多かったんですよね…ある意味私も長子としてゴリ推されてたんかな…

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』 初見レビュー

※5/12のジャパンプレミアにて初見。
※今後数回鑑賞予定なので、完全版レビューを公開します。

 

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取り急ぎ、初見時に強く印象に残った点について。

 

◯画の美しさ
オールヴェネツィアロケ、とは予告や宣伝で沢山聞いていたけれど、映画を観てその意味がちゃんとわかってなかったな…と思うくらいに凄かった。
とにかく、どのシーンを切り取っても、画の美しさが格別に違う。
言葉にうまくできない。もうそこに佇み、存在しているだけで美しい。
スクリーンを介して、暴力的なくらいにその美しさで圧倒してくるし、無言のうちに雄弁に都市って語るのだなと初めて感じた。

また、都市の風景に関わらず、特に美しいと思ったシーンは…

・懺悔室での懺悔の核心部分を聞いてしまった後の露伴
まなざしはフレームアウトし、口元のみが大映しになるショット、最早美しさ端正な顔の輪郭すら怖すぎると感じて、ゾクゾクしてしまうくらいだったなんと美しいことか…

・ラストシーン。言うこと無いですね。
一生さんも舞台挨拶でこのシーンについて言及していたくらいには、貴重な一瞬の空の移ろい、海の輝きを閉じ込めたようだった。
個人的には、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の時の、パリパートのラスト(ルーヴル前で露伴と泉の会話、曇り空が映るシーン)をヴェネツィア版にするとこうなります!という感じかなと思ったり。
パリとヴェネツィアの都市性の違い、みたいなことも感じたので、今後掘り下げていきたいかも。

 

◯脚本、原作からの追加パート
原作パートを本当に前半1時間でテンポよく描ききり、後半1時間をオリジナルで更に展開した点について、
原作がドラマサイズくらいなので、どんな感じになるのかなと思っていたところ、
原作では名前も出て来なかった娘=マリアを膨らせることで、更に「呪いの連鎖」の構図になっていて、構成の更なる深み・面白さを感じた。
さすが靖子にゃん(脚本の小林靖子先生)と思わずにはいられなかった。

 

◯井浦新さんが凄い
本当に凄かった。キャストの皆さんとても良かったし、ファンとしては一生さんやっぱり凄い露伴先生はこの人だけだよ…とは思っているが、今回のMVPは間違いなく井浦新さん。

とにかく、「井浦新に背負わせたい業・難役」をてんこ盛りにしていたし、
舞台挨拶からも田宮の芝居からも、井浦さんご本人が原作ファンとしての気合いで満ち満ちていて圧倒されたし、
何より、人間の持つ様々なしんどさ・どうしようもなさ・みっともなさ・残酷さ等、人間の負の部分(という表現は適切で無い気がしますが、適切な表現がわからない…)の見本市みたいなことをお一人でやられていて、芝居のパターンの幅広さに本当に感動した。

 

◯音楽
こちらについては2点。

・少しニッチな話ではあるが、田宮の懺悔が佳境に入った時、テレビシリーズの『六壁坂』でやはり佳境のシーンで使われていた『愛のテーマ』という楽曲が使われている。
私が本シリーズのサウンドトラックで最も好きな楽曲なので、映画館で本当に驚いたし、菊地成孔さん!新音楽制作工房さん!ありがとう!!!という気持ちでいっぱいである。
それでは、何故この曲が再度"引用"されたのかと考えると、単純な考えではあるがやはり両エピソードとも親から子への呪いの連鎖の物語であり、「血脈」の濃さ・怖さ・断ち切れなさを描く象徴的なエピソードという相似が見られるからではないだろうか。

・お馴染み『大空位時代』は、テレビシリーズから『ルーヴル』でスケールアップしていたので、今回は更に変化があるのか?どうなるのか?と気になっていたら、きちんとヴェネツィアバージョンになっていた。街全体に響き渡る印象的な鐘、そして呪いの瞬間に打ち鳴らされる鐘が加わっていた。
この鐘の音色は幸福がもたらす祝福なのか、絶望へのカウントダウンなのか、どちらにも捉えられるようで印象的だった。

 

◯岸辺露伴は「血脈」の物語なのか?
これに関しては、ジョジョファンの方はきっとお詳しいと思う(私は露伴シリーズのみ原作を読んでいて、ジョジョ全体は読んでいないため)ので、私が言及しきれないところも感じてはいるが…
少なくとも岸辺露伴シリーズ全体を貫く軸なんだろうなということを、改めて強く感じた。

『ルーヴル』のレビュー(プロフィールよりブログにて完全版アリ)でも言及したが、『ルーヴル』は黒い絵を巡る血脈の呪いの物語で、それが最後に映画オリジナルパートである岸辺家(露伴と奈々瀬)の血脈の物語に帰結する。

また、先ほど音楽で触れた『六壁坂』も奇妙な「子孫だけを残す妖怪」のエピソードである。血脈の象徴である子孫を(しかも本人は不在であるというのに)残すことで、相手にいつまでも「忘れさせない」という永遠の束縛を果たす物語だと私は捉えている。

以上の点からもやはりこのシリーズは、血の繋がりが齎すものの光と闇について、形や場所を変えながら変奏し続け考え続けさせるような作品のように思えてならない。

 

※いろいろ書きましたが、当方高橋一生さんのファンです。今回も抜群にビジュアル良し、芝居良しなので、とにかくスクリーンで!ご覧ください!!!

回顧 2023 (※未完)

書きかけですがもう一生終わらないので…

 

 

☆美術・展示・建築・服飾等

♡ヴァロットン展

パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂

クリストとジャンヌ=クロード 包まれた凱旋門

百貨店展 夢と憧れの建築史

交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー

北欧デザイン展

♡エゴン・シーレ展

♡星の王子さまミュージアム

部屋の見る夢 (ポーラ美術館)

♡Christian Dior 夢のクチュリエ

芳幾・芳年展

♡マリー・ローランサンとモード

ルーヴル美術館展

建物公開2023 邸宅の記憶 (庭美)

ガウディとサグラダファミリア

マトウヒツジ

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル

コスチューム・ジュエリー 美の変革者たち

 

エゴン・シーレ展

 


☆音楽

"Reassembly"アフターパーティー(配信)

YUMING MUSEUM

♡椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常(Bunkamura、名古屋、国際フォーラム大楽、ドルビーアトモス上映)

♡Bjork orchestral

Bjork cornucopia

Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 FLY-BY

JBBコンサート

NiziU ココ!夏 Fes. (代々木)

NiziU ココ!夏 Fes. Stadium Special (2日間)

 

椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常

 

sherry5honey7jouer.hatenablog.com

 

Bjork orchestral / cornucopia

Biophilia、フジロック、そして昨年のorchestralパリ公演を観て4度目、初めて観たライブから10年経って感慨深かったです。レイキャビクでorchestral ×4パターンやっていたのを配信で観てて凄く好きなのと、オケアレンジが好きだったしパリで観てたので、cornucopiaはどんなもんじゃいと思ってたらどっちも良かったです…

彼女はほぼ親と同じくらいの年齢ですが、ずーっと歌声も衰えずずーっと革新的なことをやり続けていて、むしろ近年の方がもう何がなんだかよくわからんカヲスさ凄いと思います。

終演後に女史の曲がガンガンかかるフードコートでラーメンすするのは流石に面白かったw

 

☆映画

かがみの孤城

TOKYOMER

わたしの幸せな結婚

ザ・ホエール

セールスガールの考現学

青いカフタンの仕立て屋

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ

♡ダンサー・イン・ザ・ダーク (ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ)

♡ヨーロッパ (ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ)

ボス・オブ・イット・オール (ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ)

♡大いなる自由

高野豆腐店の春(完成披露、初日挨拶)

The Lost King

エドワード・ヤンの恋愛時代

Mon crime (私がやりました)

天使の影

不安は魂を食いつくす

 

【岸辺露伴シリーズ関連】

岸辺露伴は動かない ファンミーティング

岸辺露伴は動かない展

岸辺露伴ルーヴルへ行く (×11 最速先行上映会、公開記念舞台挨拶中継×2、東京でのティーチイン×4、応援上映会含む)

 

sherry5honey7jouer.hatenablog.com

 

smooth alternative 01 cinematic ensemble(露伴サントライベント)

岸辺露伴ルーヴルへ行く 体験型イベント

オリジナルサウンドトラック 発売記念スペシャルトークイベント

 

大いなる自由

 

☆演劇・舞踊

チェーザレ 破壊の創造者

♡宝飾時計(×2、配信)

エリザベート(配信)

笑の大学

♡ドリームガールズ

♡バンズ・ヴィジット

ケンジトシ(配信)

Don't freak out

おとこたち

♡シブヤデマタアイマショウ

ラ・マンチャの男

ラビット・ホール

夜叉ヶ池

パラサイト

♡劇団朱雀 祭宴

♡兎、波を走る(×6 東京初日・楽日、博多前々楽〜大楽含む)

天保十二年のシェイクスピア (2002年版、EPAD Re LIVE THEATER)

THE BEE (EPAD Re LIVE THEATER)

堀尾幸男 舞台美術の記憶 Ⅰ

ケムリ研究室 研究見学会 (配信)

推し活!展 @演博

♡asatte produce ピエタ (×2 東京楽含む、配信)

エブリ・ブリリアント・シング

いつぞやは

♡眠くなっちゃった

ミュージカル のだめカンタービレ

Syn:身体感覚の新たな地平

スリル・ミー (配信 松岡×山崎ペア)

月とシネマ

♡ウィキッド

♡OUT OF ORDER

ジャズ大名

 

宝飾時計

自分の分身がそれぞれに宿ったような登場人物たちも、嘘偽りのない言葉の真っすぐさも、何処を切り取っても哀しいくらい美しかったのも全て印象的でした

 

ドリームガールズ

映画未見。話としてはうーん?って感じのとこはあったけど、とにかくアンサンブルさん含む全員の歌レベチすぎて震えた。あと村川絵梨さんの歌唱力にびっくりした、福原美穂さんとタブキャスできる時点で凄いんだけど、あそこまでお上手とは知らなくて本当に終始目が離せなかった…これはもっとミュージカル作品にお出になるべきでは…

 

おとこたち

パルコは面白いラインナップを舞台に上げてくださるので好きです…

 

シブヤデマタアイマショウ

「Bunkamura閉館でパルコが笑う~」で爆笑だったwww

 

ピエタ

 

眠くなっちゃった

 

OUT OF ORDER

 

 

 

☆テレビドラマ

いちげき

必殺仕事人

BOSS 配信版

ナポレオンの村

東京は24時

サ道〜2022年 冬 小さな幸せを胸にととのう〜

バツイチ2人は未定な関係

♡やっぱそれ、よくないと思う。

どうする家康

私ってサバサバしてるから

Get Ready!

♡ブラッシュアップライフ

テミスの教室

罠の戦争

À Table!

星降る夜に

大奥 season1

スタンドUPライフ

♡リバーサルオーケストラ

忍者に結婚は難しい

しょうもない僕らの恋愛論

100万回言えばよかった

今夜すきやきだよ

全力で、愛していいかな?

♡探偵ロマンス

東京の雪男

ハマる男に蹴りたい女

6秒間の奇跡

三千円の使い方

CITY LIVES

アカイリンゴ

僕らのミクロな週末

美しい彼 シーズン2

絶メシロード 出張編

バツイチがモテるなんて聞いてません

君が、おにぎり好きだから。

自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-

グレースの軌跡

往生際の意味を知れ!

忘恋剤

幸運なひと

♡おとなりに銀河

TOKYO MER 隅田川ミッション

らんまん

教場0

合理的にあり得ない

かしましめし

荒ぶる季節の乙女どもよ。

unknown

育休刑事

わたしがヒモを飼うなんて

明日、私は誰かのカノジョ season2

それってパクリじゃないですか?

私のお嫁くん

隣の男はよく食べる

ソロ活女子のススメ3

あなたがしてくれなくても

勝利の方程式

僕らの食卓

ペンディングトレイン 8時13分、明日 君と

グランマの憂鬱

犬神家の一族 (2023 NHK版)

正義の天秤 season2

4月の東京は…

褒めるひと褒められるひと

私のエレガンス

転職の魔王様

さらば、佳き日

18/40〜ふたりなら夢も恋も〜

しずかちゃんとパパ

リズム

シッコウ

ウソ婚

ばらかもん

みなと商事コインランドリー2

週末旅の極意〜夫婦ってそんな簡単じゃないもの〜

ハヤブサ消防団

♡この素晴らしき世界

結婚予定日

トリリオンゲーム

初恋、ざらり

湯遊ワンダーランド

やさしい猫

軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜

NHKスペシャル アナウンサーたちの戦争

これは経費で落ちません!

家康と三成のスマホ

満天のゴール

信長協奏曲

ペテロの葬列

ブギヴギ 

遥かなる山の呼び声

君となら恋をしてみても

明日もきっと君に恋をする。

神の子はつぶやく

さくら

パリピ孔明

トラックガール

推しが上司になりまして

ONE DAY 〜聖夜のから騒ぎ〜

トクメイ!警視庁特別会計係

♡君が死ぬまであと100日

マイ・セカンド・アオハル

♡大奥 season2

♡時をかけるな恋人たち

ミワさんなりすます

ゆりあ先生の赤い糸

いちばんすきな花

オールドファッションカップケーキ

うちの弁護士は手がかかる

フェルマーの定理

すべて忘れてしまうから

きのう何食べた? season2

商店街のピアニスト 永遠の調べ

下剋上球児

♡セクシー田中さん

18歳、新妻、不倫します。

デフ・ヴォイス 

 

やっぱそれよくないと思う

深夜の単発ドラマで、こんな傑作があったとは…

岡山天音くん演じる石橋氏があまりに良くて、特にフラれるシーンでの返し方が素晴らしかった。

「素敵な人と付き合って、幸せになってください」

「僕は上新井田さんが笑う顔が見たいから」

この台詞のところでもうめっちゃこの人信用できるし素敵すぎる!好き!!!って思ったなあ…そして、そんな台詞に説得力があるのはキャラクターが人間的に超素敵に描かれてるし、丁寧にわかるようになっているからだとすごく感じました。

…多分今後手を繋いでる人を見たら「おにぎり(多分しゃけ)」って思っちゃうんだろうな。

 

リバーサルオーケストラ

クラシックオケものと言えばもう『のだめカンタービレ』という大傑作があるので、大丈夫か〜?とか思ってたらめちゃくちゃ面白かったし素晴らしかった…

のだめとの比較をするのが正解ではないのですが(どっちも好きなのでね)、のだめが音大生〜20代くらいまでの若い人たちの青春模様が強かったのに対して、『リバオケ』はプロオケなので、当然いろんな年代の人が居ます。いろんな生活背景があって、家族とか自分の実力とキャリアとか、他オケとのライバル関係とか、その狭間で悩み苦しんでる。描き出す対象が「人生」なんですよね。毎回いろんな各パートのキャラにスポットが当たるんだけど全然違う話だし、音楽の力やオケの仲間とどう乗り越えていくか、現実的な話も描きつつ遅れてきた青春みたいな胸熱なところまであって、大人が観るのに十分面白かったのが刺さったかな。

特にヴィオラのみどりさんの回が好きだった。母として、家庭の中での悩みを抱えつつ、娘さんの学校での演奏シーンが素晴らしかったな…『Mela!』でみどりさんのソロパートから始まるんだけど、めちゃくちゃ格好良かった。

 

そして新しい推しカプ・ふじれおが爆誕した…

あの、真面目な話ね、玉響はポンコツオケって言われてたけど、特に厳しい音楽の世界で自分の実力や限界なんて各々よく自覚せざるを得ない世界なんだろうなと思うんだけど、だから藤谷さんが玲緒さんに「努力する才能」の話をした時に、マジで泣いたんですわ…音楽がそれでもやっぱり好きだから、苦しみながらもその才能を自分で信じて努力してきた人たちなんだよなって。

だから玲緒さんが恋多き女みたいに描かれてたけど、本当はずっと音楽に真剣に向き合ってきた人だから、藤谷さんに惹かれたんだなってめちゃくちゃ説得力があるし、マジでこの人たち幸せになってくれってずっと願ってる。

 

ここからクソヲタの感想じゃー!

今まで好きになるカプはほとんど実らない(片想い、片方が死ぬなど)のが普通になっていたOTKに、まさか【公式が最大手】な状況生まれるとは思わんかったぞ…我々の妄想を公式が超えるなんて稀有な経験じゃったな…

薬指に指環がきらめく結婚エンドなんて幸せがあっていいのかだったし、その報告風景の妄想してたらほぼその通りのHuluスピンオフ来て死ぬかと思った…福利厚生が凄すぎる日テレさん…ご祝儀の振込先ご教示ください…

音楽にまっすぐでひたむきに努力できるだけじゃなくて、最終回のバックステージでいの一番に本宮に突っかかって行った武闘派熱血夫妻で仲間想いなところとかめっちゃ似てて大好きです…!町中華とか大衆向けチェーン中華の前通る度に、二人で食べてるんじゃないかとなんとも言えない気持ちになるのでもう末期ですありがとうございました…🙏

あと関係ないけど松本さんのオタクアカウント教えてほしー笑。

 

探偵ロマンス

本当に素晴らしかった。大正時代の有象無象ひしめく怪しい"魔都"のような東京、と思わせるのに十分な美術・衣装・背景CG等で没入間違いなしだし、乱歩の居る世界として雰囲気に違和感がない。

作家になる前に一時期記者をやっていたという史実から膨らませ、「まだ何者でもない」江戸川乱歩の視点で事件を追うことで、大作家誕生の前日譚として「フィクションとは何か」「本当の愛とは何か(英題からわかるように)」というテーマを貫きながら、ミステリーとして進んでいく構成は本当に素晴らしいとしか言えなかったです。

観ていて震えるような台詞を太郎さんがサラッと話すので、メモしながら観てたくらい好きだった。

 

『カムカム〜』るい編でベリーちゃんにめろめろにさせられてからの『探偵ロマンス』のラストの男装の麗人なんてやばやばのやばすぎて、市川実日子さん大好きすぎるわ…って思った。

 

ブラッシュアップライフ

 

マイ・セカンド・アオハル

メインが自分と同じくらいの主人公と若い男の子の話だったけど、爽やかで良いな〜とずっと観続けられたのは意外だった。

自分より年下の人の恋愛ものとか基本興味ない(私の推しカプ、アラフォー以上で中学生みたいな恋愛してるおじさんやお姉さま方が好きなので…)けど、佐弥子と拓のキャラが良かったんだと思う。

 

しずかちゃんとパパ

「俺たちの世界の名前をつけた」ラストシーンで、かつてパ行の練習のために使っていた花吹雪が散る中で、「しずかー!」と声を出して名を呼ぶ。それに対して「パパ!」と応えるしずか。これ以上に相応しい終わり方があるだろうか。

 

☆旅行

・3月 箱根

星の王子さまミュージアムを見納め、ポーラ美術館にも行きました

・4月 名古屋

『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』遠征

@名古屋国際会議場 センチュリーホール

・8月 博多

『兎、波を走る』遠征

@博多座

・9月 京都

仕事の出張ついでにちいかわ阪急見に行った(笑)

・10月 大阪

招待券いただいたので、家族でユニバ行きました

 

 

☆2023年春はいろんなカルチャーとのお別れの季節でした

 

星の王子様さまミュージアム

3月でまさかの閉園と聞いて、箱根にすっ飛びました。

 

ドリーミング・アップ!

ディズニーランドのパレードは、近年はきっちり5年ごとに変わっていて、2018年の『ハピネス・イズ・ヒア』の大千穐楽*1を観に行き大号泣したんですが、その後始まった『ドリーミング・アップ!』もめちゃくちゃ良くてだな。

『ハピネス~』がパステルカラーのやわらかくて明るい雰囲気も好きだったから、『ドリミ』初見時はあまりの違いに度肝抜かれました。音楽が洋楽!って感じ(語彙力)で、ビート強め、テンポ速め、いやおうなしにテンション上がるので陽キャって感じ(やはり語彙力)だし、フロートや衣装も極彩色といった趣で、とにかく目に鮮やか。*2

そして個人的にめちゃめちゃ好きだったのが、先頭のダンサーさん達でした。ホンテ前(パレードのスタート地点)でしか踊ってくれない、イントロからAメロに導入する部分の踊りがめちゃくちゃ好きでした。5人のダンサーさんのセンターの方が即興ソロで踊るんだけど、人によって全然踊り方・表現の仕方が違うので毎回楽しみだった。あとサビの振りも大好きでした。カクカクした感じの振りが良く揃っていて、あれが踊りたくて振りコピしたし、日頃から動画すごく観てました。

レインボー色のリボンをあしらった衣装が揺れて、ダンサーさん(全員女性)の後に続くレインボーのフラッグを大きく振って歩いてくるダンサーさん(全員男性)が続いて、その後ろから見えてくるでっかいペガサスのフロートに乗ったミッキーとプルートが出てくるあの光景、青空に本当によく映えたし好きすぎて一生忘れないと思います。

 

憧れの人の年齢にビビる

時間の流れが速すぎて驚くけど、それでも好きなものって大きくは変わらないし、ずっと自分を支えお守りになってくれるんだなあとふと思うことが増えました。

 

 

Bunkamura閉館!

ミュージアムもル・シネマもオーチャードホールもコクーンも、全てたいへんお世話になっておりましたが、個人的にとりわけ思い入れがあるのはミュージアムとコクーンです。


ミュージアムは、私が人生で初めて行った美術館。

私は小学生にして芸術方面への興味が芽吹き始めていた上に、今思うと相当マセていて、なんと近所の駅に貼ってあったフリーダ・カーロ展のポスターを見て、「なんか気持ち悪いけど…この絵、どうしても気になる…!」と、親を説得して降り立ったのがこの地だったわけです。

www.nikkei.com

ちなみにポスターに使われていたのは、『私の心のディエゴ』という作品。彼女の夫であるディエゴ・リベラの顔を自分の眉間に描き込んだ自画像(←文字面だけでパンチがありすぎる)

そもそもこの2人、くっついたり別れたりしていて、リベラが浮気するわ、フリーダもいろんな方と浮き名を流すわで、相当愛憎溢れる激しめの人生だったので、ほんとマジ小学生が見るもんじゃないのよ早すぎ〜

あとこの時『フリーダ』という伝記映画もやっていて、そっちも観たいな〜と思っていたけれど、どちらにせよ小学生には早すぎるって〜*3


軽めに書いたけど、私も年齢を重ねるに連れ、彼女の人生がそういう面だけじゃないことも理解していて、わかりやすいところで言えば若い頃の交通事故による身体的な痛みもそうだし、当時のメキシコの状態を考えると女流画家として生きる過酷さもあっただろうし、女として妻として芸術家として、常に強く逞しく生きる姿と苦悩を隠さず描き続けたこともすごく考えるようになりました。

フリーダの絵って一回見たら忘れられないような強烈な作品が本当に揃っていて、50年足らずの人生でそんな作品ばかり生み出し続けたのって本当に凄いことだよな、と時折頭をよぎります。


一方、コクーンと言えばあの四角四面な感じのハコ、灰色の壁(だったよね?)を思い浮かべます。学生時代はお金なくてコクーンシートにお世話になってたけど、とにかく観づらいし上の階トイレ少ないし文字通りクソとは思っていた、その後のミラノ座と言い東急は演劇用の劇場作るの下手すぎ

コクーンで最も印象に残っているのは『もっと泣いてよフラッパー』の千秋楽。

この日は私の10代最後の日だったし、

松たか子の『スウィング・メモリー』があまりに良くて…間奏で「一緒に居たかったけど居られなかった」二人組たちが幻のように立ち現れては消え去っていく情景と、それらを象徴するみたいに切なさ寂しさ本音をギュッと閉じ込めてそっとライターに火を灯し、歌うお松女史にこっそり泣いてしまったし、

劇中曲の歌詞の通り、劇場を出たら雨が降っていて、雑多な渋谷の街がキラキラして見えたし、

禁酒法に乾杯!(※物語の設定は1920年代)ということで、一緒に観劇した友人と数時間フライングぎみのお酒を味わいました。


Bunkamuraって、私の青春時代における、芸術への関心や感性と大切な想い出が同時に育まれた場所だったんだな。


閉館直前にオーチャードホールで椎名林檎、コクーンでシブヤデマタアイマショウ、ミュージアムでマリー・ローランサンを鑑賞しに行き、一番最後にミュージアムから帰る時は本当にお別れだな…と寂しくなりました。新生Bunkamuraも楽しみだけど。また会おうね。

 

☆おまけ

さよならだけが人生…ではないので、ちょっと悲しくなった人はとりあえず今年まさかのユーチューバーデビューみたいなことになってた我が推し観て笑ってほしい。

「なぜか本物に見えない本物の高橋一生さん」なんてキャプション付けられてて笑ったし、「露伴のやつ」とか言っちゃうのNHKに怒られるんじゃねってヒヤッヒヤした…笑

 


www.youtube.com

*1:という表現はDヲタ界隈にあるのかよくわからんが

*2:特に美女と野獣パートのダンサーさんの衣装(お菓子モチーフでとにかくお洒落!かわいい!センスいい!)と、ベイマックスパートのダンサーさんの衣装(とにかく色使いにあふれでるアメコミ感、星モチーフの衣装)が死ぬほど好きだった

*3:アラサーになった今もまだ観ていない

KAAT 新ロイヤル大衆舎 『花と龍』

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・おそらく前代未聞と思われる舞台上の屋台出店!そして桟敷席や1階席では上演中も飲食可能!すごい!*1*2

劇場と街の人が一緒に新しいことに取り組む、公共劇場の可能性を感じた。特に受け入れる劇場側の方々はかなり大変だったのではと思いますが…でも、これこそまさに、開かれた劇場。

楽だったこともあり、最後の挨拶で裏方のスタッフさんや、今回の屋台に出店されていた元町商店街の方も、みんな招き入れて挨拶されていたのも良かった。みんなで作る舞台。

 

・KAATのホールって赤を基調にしていて好きなんですが、そこに雰囲気が真逆なカラフルな電飾や提灯、盆に大きな木の船(やいろいろなものに見立てられる)、そして開演前の屋台がそのままぐるっと囲む。

舞台の空間の中に舞台を、クラシカルな劇場の中に猥雑な街を、海を、作って閉じ込めているようで、本当に面白かった。広い空と海が見えた気がした。*3

 

・私たち観客が劇場内に入る時も、舞台の袖→舞台→客席に降りるルートで入れるのです!袖に衣装とか小物が役者さんごとにまとめられてるのとか、早替用?の鏡とか普通に見られるし、すぐそこで法被着た長塚さんが普通にお出迎えてくださって、すごくびっくりした!貴重な体験すぎる。
袖抜けたらすぐ屋台がずらっと並んでて、そもそも屋台タイムに役者さんが普通にその辺歩いてる。面白すぎる。虚実混ざり合う感覚。

 

・桟敷席めちゃ良…3時間越えなので身体が大丈夫かな?と思ったけど、私は問題なしでした。肉体労働者たちの生活感や活気に溢れた物語というのもあり、なおのこと没入感が凄い。

・桟敷席で最も良かったことは、威勢の良い台詞回しや立ち回り、特にラストの金さんとマンのやり取りを目の前で観られたこと。

豪快さの象徴のような、金さんの「彫り物の龍」。対照的に、金さんとマンの歩みの中で、冒頭でもラストでも二人を繋いだ、「黄色い菊の花」の香という繊細なモチーフ。

『花と龍』というタイトルの意味が、目の前で匂い立つようで、 忘れ難い演劇体験だった。

 

・登場人物たちの気風の良さというか豪快さというか、関門海峡まわりの喧嘩や縄張り争いみたいな物騒ないくつかの街のお話ではあるけれど、逞しく生き、自分の信じる道を切り開いていく力強さは観ていて気持ちが良かった。

とにかく転球さんと玉恵さんが格好良くて素敵だった。

木の船が豪快に回りまくり、人が頻繁に登ったり降りたりするので、物理的にも視覚的にもかなり見応えがあり、物語の雰囲気に合っていたと思う。

 

・ KAATは年間テーマにいつも心意気を感じてすきなのですが、今年の「某」に通ずる精神性をビシビシと感じる物語であり、人物たちの生き様であったなと感じた。

名も無き埋もれた一人一人の人生にスポットを当てよう、そこに見出せるものを舞台に乗せよう、という気概を感じる。遠いけど、時折足を運びたくなる劇場。

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*1:実際舞台よく観る人間としては、煩くなるのは良くないだろうなと思い、瓶とビー玉の音が鳴らないように開演前にラムネ一気飲みしましたが…前説の感じだと、本当に主催者側はもっと好きに楽しんでねという感じのようでした

*2:屋台の近くで一気飲みしてたら、すぐそこに大ファンの某演出家ご夫妻の方もラムネ飲んでらして、ラムネの味覚えてない…

*3:原始的なことですが、演劇やフィクションの効果ってこういうことですよね。そこにあるはずのない、今でない、どこかやいつかに連れて行ってくれること。